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J-GLOBAL ID:201202295659821750   整理番号:12A0057712

酸化した気相成長炭素ナノ繊維表面とビニルエステル樹脂単量体との相互作用の分子動力学シミュレーション

Molecular dynamics simulations of oxidized vapor-grown carbon nanofiber surface interactions with vinyl ester resin monomers
著者 (7件):
資料名:
巻: 50  号:ページ: 748-760  発行年: 2012年03月 
JST資料番号: H0270B  ISSN: 0008-6223  CODEN: CRBNA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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2種の酸化した気相成長炭素ナノ繊維(VGCNF)の表面近くの液体ビニルエステル(VE)単量体の分布に対する表面酸化の影響について,分子動力学シミュレーションを使用して研究した。含酸素官能基を含む2枚の重なったグラフェンシートが,酸化したVGCNFの表面を表現した。2種の液体VEビスフェノール-Aジメチルアクリレート(それぞれVE1とVE2と指定した)とスチレンが樹脂を構成した。酸化したグラフェン表面から遠退く方向で計算した時間的と空間的に平均化した相対的な単量体濃度は,増加するスチレンとVE1濃度を示した。酸化されたグラフェンシートに隣接する厚さ10Åの領域中で見られる単量体のモル比は,バルク体樹脂中のそれらと実質的に異なっていた。硬化は,種々の組成の非常に薄い界面相の生成をもたらす筈である。界面相のような架橋構造は非酸化のVGCNFの表面と明確に異なる。この酸化表面の近くの増高したVE1濃度は,より高い架橋密度を与える筈であり,非酸化VGCNF表面に隣接した界面相より硬い界面相をもたらす。また,異なる界面相単量体モル比によって,VGCNF-母材の接着も変更できる。これらの研究は,改良されたマクロスケールの複合材特性に通じる炭素ナノファイバ-母材相互作用に関する洞察を提供することによって,多スケールの材料設計を容易にするだろう。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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充填剤,補強材  ,  その他の紡糸・製糸  ,  分子間相互作用 
物質索引 (1件):
物質索引
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