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J-GLOBAL ID:201202295667390190   整理番号:12A0508410

ヨーロッパで生成する製鋼スラグを使用した人工廃水および実廃水からのリン酸塩除去

Phosphate removal from synthetic and real wastewater using steel slags produced in Europe
著者 (7件):
資料名:
巻: 46  号:ページ: 2376-2384  発行年: 2012年05月01日 
JST資料番号: B0760A  ISSN: 0043-1354  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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アーク炉製鋼スラグ(EAFスラグ)および酸素転炉製鋼スラグ(BOFスラグ)を使用して,人工的溶液および実廃水からリン酸塩を除去した。本研究の主目的はヨーロッパで生成する製鋼スラグのリン酸塩除去能の概観を確立することであった。pHとリン酸塩およびカルシウム初期濃度などパラメーターのリン酸塩除去への影響を一連のバッチ実験で研究した。リン酸塩除去機構も詳細な研究によって検討した。人工的溶液からのリン酸塩除去の最大能力はEAFスラグを使って0.13~0.28 mg P/g,BOFスラグを使って1.14~2.49 mg P/gの範囲であった。リン酸塩除去は2つの連続した反応相,すなわち最初にCaO-スラグの溶解がCa2+およびOH-イオン濃度の増加を起こして,次にCa2+およびOH-イオンがリン酸塩と反応してヒドロキシアパタイトを形成することにより,Ca-リン酸塩錯体(ほとんどヒドロキシアパタイトと考えられる)の沈殿によって主に起きていた。スラグからのCa2+の放出はヒドロキシルアパタイト沈殿に常に十分ではなかった。しかし,著者らの結果は,廃水のCa2+含有量がCa2+イオンのさらなる供給源となって,ヒドロキシルアパタイト沈殿に利用されてリン酸塩除去効率を増していた。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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資源回収利用  ,  その他の廃水処理・処分 
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