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J-GLOBAL ID:201202295770332351   整理番号:12A0715365

脳の内皮細胞において脂質ラフトと機能的カベオラがHIV誘導アミロイドβ蓄積を制御している

Lipid rafts and functional caveolae regulate HIV-induced amyloid beta accumulation in brain endothelial cells
著者 (3件):
資料名:
巻: 421  号:ページ: 177-183  発行年: 2012年05月04日 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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アミロイドβ(Aβ)レベルはHIV-1が感染した脳で上昇するが,まだそのメカニズムは完全には解明されていない。本研究において,著者らは,ヒト脳毛細血管内皮細胞(HBMEC)のHIV-1誘導Aβ蓄積における,脂質ラフト,機能的カベオラ及びカベオラ関連シグナリングの役割について探究する。カベオリン-1(cav-1)のサイレンシングと,β-メチル-サイクロデキストリン(MCD)の前処理による脂質ラフトの破壊により,HBMECのAβ蓄積が阻害された。HIV-1暴露とAβがカベオラ関連Rasとp38を活性化した。ファルネシルチオサリチル酸(FTS)によるRasの阻害によりHIV-1誘導Aβ蓄積を効果的に阻害したが,p38阻害はそのような効果を示さなかった。著者らは,また,血流から中枢神経系へのAβの移動を制御している終末糖化産物受容体(RAGE)のHIV-1誘導上方制御におけるカベオラの役割について評価した。HBMEC細胞へのcav-1特異的shRNAレンチウイルス粒子のへ感染,あるいは細胞へのFTS前処理により,HIV-1誘導RAGE発現が阻害された。全体として,今回の結果は,HBMECのAβ蓄積は脂質ラフトとカベオラ依存性であり,カベオラに関連しているRasシグナリングが含まれていることを示している。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
中枢神経系  ,  神経の基礎医学  ,  感染症・寄生虫症一般 

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