文献

J-GLOBAL ID：201202295838556393   整理番号：12A0593130

癌発生過程におけるMYC

MYC on the Path to Cancer

著者 (1件)： DANG Chi V. (Div. of Hematology-Oncology, Dep. of Medicine, Abramson Cancer Center, Abramson Family Cancer Res. Inst., Perelman ...)
資料名： Cell (Cambridge, Mass.)  (Cell (Cambridge, Mass.))
巻： 149  号： 1  ページ： 22-35  発行年： 2012年03月30日 
JST資料番号： A0707B  ISSN： 0092-8674  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： MYC発癌遺伝子は多くのヒト発癌に関与している。MYCの発現と機能に関する最近の洞察によって,治療の可能性がもたらされている。ブロモドメイン蛋白質によるMYCの活性化は,薬剤様分子によって阻害され,in vivoにおける腫瘍阻害を導く。また,グルコースやグルタミン代謝を含む生体エネルギー論的経路をMyc誘導細胞バイオマス蓄積から薬理学的に脱共役させることによって,腫瘍の成長を抑制できる。発癌経路においてMycを休止させるという別の方法は,Myc-Max二量化或いはMyc誘導ミクロRNA発現を標的とする。本稿では,MYCに対する著者らの多くの知見を紹介し,癌治療に対する新しい生物学的洞察と機会に着目した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *癌タンパク質 ,  *発癌 ,  *癌遺伝子 ,  結合部位 ,  バイオマス ,  アンチセンスRNA ,  糖質代謝 ,  細胞形質転換 ,  ホメオスタシス ,  治療法
準シソーラス用語： *Myc ,  グルコース代謝 ,  ブロモドメイン ,  マイクロRNA

分類 (1件)： 細胞生理一般  (EF02010S)

タイトルに関連する用語 (3件)： 癌発生 ,  過程 ,  Myc