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J-GLOBAL ID:201202295910994422   整理番号:12A0999753

セサミンの軟骨保護効果と抗炎症作用

Chondroprotective and anti-inflammatory effects of sesamin
著者 (6件):
資料名:
巻: 80  ページ: 77-88  発行年: 2012年08月 
JST資料番号: D0116B  ISSN: 0031-9422  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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変形性関節症(OA)は高齢者の主要な障害である。セサミンはゴマ(Sesamun indicum Linn.)由来の主要化合物であり,多価不飽和脂肪酸の生合成においてΔ5-脂肪酸デサチュラーゼを特異的に阻害することによる抗炎症効果を有する。セサミンの軟骨保護効果をインターロイキン1β(IL1β)で誘発したブタ軟骨片とパパイン誘発性変形性関節症モデルラットで検討した。豚の軟骨でIL1βは硫酸化グリコサミノグリカン(S-GAG)とヒドロキシプロリンの遊離を誘導するが,本誘導はセサミンが有意に阻害した。これらのプロセスを阻害するこの能力はmRNAおよび蛋白質レベルでプロテオグリカン(PG)およびII型コラーゲンを分解することができ,マトリクスメタロプロテイナーゼ1(MMP1)やMMP3,MMP13の発現を減少させる能力による可能性を考えた。MMP3の活性化はセサミンにより阻害される可能性がある。ヒト関節軟骨細胞(HAC)のIL1βシグナル伝達経路にはセサミンにより阻害され,1)P38とJNKはパパイン誘発性のOAラットモデルにおいて,セサミンの治療はOA軟骨で,次の病理学的変化を逆転させ,2)軟骨における軟骨細胞の縮小解体は軟骨の厚さを増加させ,2型コラーゲンとPGの損失を減少させた。セサミンは単独対照ラットの軟骨組織の2型コラーゲンおよびPGの形成を増加させる可能性がある。セサミンは単独で対照ラットの軟骨組織の2型コラーゲンおよびPGの形成を増加させる可能性がある。これらの結果は,セサミンがOAモデルにおける病理学的プロセスを効率的に抑制することを示している。セサミンはOAの治療のための強力な治療戦略になる可能性がある。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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代謝異常・栄養性疾患一般  ,  生物学的機能  ,  消炎薬の基礎研究 
タイトルに関連する用語 (3件):
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