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J-GLOBAL ID：201202295912120950   整理番号：12A0444359

レーザーアブレーショングロー放電飛行時間型質量分析における有機分子の調節可能なフラグメンテーション

Tunable fragmentation of organic molecules in laser ablation glow discharge time-of-flight mass spectrometry

著者 (2件)： LOTITO G. (Lab. of Inorganic Chemistry, ETH Zurich, 8093, Zurich, CHE) ,  GUENTHER D. (Lab. of Inorganic Chemistry, ETH Zurich, 8093, Zurich, CHE)
資料名： Analytical & Bioanalytical Chemistry  (Analytical & Bioanalytical Chemistry)
巻： 402  号： 8  ページ： 2565-2576  発行年： 2012年03月 
JST資料番号： E0425B  ISSN： 1618-2642  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： DC-パルスグロー放電(GD)は,検体の「ソフト」イオン化と「ハード」イオン化によって特徴付けられ,同一のスペクトルから分子量と構造フラグメントの情報の両方を得与える。この技術を拡張するために,レーザーアブレーション(LA)サンプリングシステムをDC-パルスGDと飛行時間型(TOF)質量分析計(MS)に連結してオレイン酸,レセルピン,2種のペプチド,及びポリマーなどの試料を特性化した。「ソフト」イオン化と「ハード」イオン化の両方を調べた。LAGD-TOFMSの結果を,同じ化合物(同じ濃度とマトリックス)を用いたマトリックス支援レーザー脱離イオン化(MALDI)スペクトルと比べた。LAGDが調節可能なイオン化と少ないマトリックス依存性を与えることが分かった。しかし,原型のLAGD-TOFMSによって達成された感度は,MALDI-TOFMSと比べて顕著に低い。LAGD-TOFMSはかなり新しい技術なので,感度を増すための技術の詳細を議論する。Copyright 2011 Springer-Verlag Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *レーザアブレーション ,  マトリックス効果 ,  *レーザ脱離質量分析 ,  *フラグメンテーション ,  ペプチド ,  脂環式化合物 ,  窒素複素環化合物 ,  芳香族カルボン酸 ,  カルボリンアルカロイド ,  フェノールエーテル ,  芳香族縮合化合物 ,  カルボン酸エステル ,  第二アルコール ,  ヒドロキシ酸 ,  アドレナリン遮断薬
準シソーラス用語： *グロー放電質量分析 ,  *飛行時間型質量分析法

分類 (1件)： 有機化合物の物理分析  (CC03034A)

物質索引 (1件)： レセルピン

引用文献 (40件)：

• Krull IS (1991) Trace metal analysis and speciation. Elsevier, New York
• Sanz-Medel A (1998) Spectrochim Acta B 53:197-211
• Ng JC, Johnson D, Imray P, Chiswell B, Moore MR (1998) Analyst 23:929-933
• Gordon BM, Jones KW (1991) In: Subramanian KS, Iyengar GV, Okamoto K (eds) Biological trace element research, ACS Symposium Serie, Vol. 445, American Chemical Society, Washington, DC
• Caruso JA, Wuilloud RG, Altamirano JC, Harris WR (2006) J Toxicol Environ Health 9:41-61

タイトルに関連する用語 (7件)： レーザーアブレーション ,  グロー放電 ,  飛行時間 ,  質量分析 ,  有機分子 ,  調節 ,  フラグメンテーション