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J-GLOBAL ID:201202295935081960   整理番号:12A0947558

細目網状コロナループにおける縦方向流を有する定在キンク波: うなり波と減衰波を通じたコロナ日震学の新しい方法

Standing Kink Waves with Longitudinal Flow in Fine Threaded Coronal Loops: A New Method for the Coronal Seismology through Beat and Damped Waves
著者 (3件):
資料名:
巻: 64  号:ページ: 46.1-46.10  発行年: 2012年06月25日 
JST資料番号: G0279A  ISSN: 0004-6264  CODEN: PASJA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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ひので太陽可視光磁場望遠鏡(SOT)により観測された最近の電離カルシウムH線で発見された低温流動プラズマ充満コロナ細目網の最初の弱減衰定在キンク振動に基づき,定在波への縦方向流の効果を調べた。流れは2つの重要な結果を導くことが分かった。1つは,うなり現象に導く周波数シフトを生成し,もう1つは,(ここでは共鳴吸収だけを考察した)減衰定在波の前方及び後方波の減衰時間を2つの異なった値に分離することである。減衰波と共に「4分の1うなり周期近似」の下でのうなり波の比較分析はコロナ日震学に対して非常に魅力があるようにみえる。うなり波の振幅がうなり包絡線の4分の1周期以内にある波列に対してゼロになるときの,いわゆる「4分の1うなり周期近似」の時間として定義される新しいパラメータの変調時間(τ<sub>m</sub>)を考えた。信号の挙動を識別するためにτ<sub>m</sub>と減衰時間(τ<sub>D</sub>)を比較することができる。τ<sub>m</sub>>τ<sub>D</sub>ならば信号の包絡線は共鳴吸収による減衰が支配するが,τ<sub>m</sub><τ<sub>D</sub>ならば,信号の包絡線はうなりによる変調が支配する。観測は最初の不等式に対応するために,信号の振幅は共鳴吸収による減衰が支配するようにみえる。従って,不等式τ<sub>m</sub>≧τ<sub>D</sub>は観測した流れの与えられた値に対して密度コントラストと磁場に上限を課す。また,流れが生成した減衰時間の分離は,ループ境界を横切る動径不均一性の概算に対して,静的な場合,すなわち,流れがゼロのときに比べて8%~10%程度の不定性を導くことも示した。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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太陽系一般 
引用文献 (31件):
  • Antia, H. M., Basu, S.,& Chitre, S. M.2008, ApJ, 681, 680
  • Aschwanden, M. J., Fletcher, L., Schrijver, C. J.,& Alexander, D.1999, ApJ, 520, 880
  • Basu, S., Antia, H. M.,& Tripathy, S. C.1999, ApJ, 512, 458
  • Edwin, P. M.,& Roberts, B.1983, Sol. Phys., 88, 179
  • Goossens, M., Arregui, I., Ballester, J. L.,& Wang, T. J.2008, A & A, 484, 851
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