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J-GLOBAL ID:201202295936511179   整理番号:12A0060655

血漿中の遊離のトラマドール,O-デスメチルトラマドール,及びN-デスメチルトラマドールの限外ろ過とLC/MS/MSによるエナンチオ選択的分析:臨床薬物動態研究への応用

Enantioselective analysis of unbound tramadol, O-desmethyltramadol and N-desmethyltramadol in plasma by ultrafiltration and LC-MS/MS: Application to clinical pharmacokinetics
著者 (6件):
資料名:
巻: 880  ページ: 140-147  発行年: 2012年01月01日 
JST資料番号: W0571A  ISSN: 1570-0232  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ヒトの血漿中のトラマドールとその主な代謝物O-デスメチルトラマドール(M1)とN-デスメチルトラマドール(M2)の遊離体と結合体の濃度のエナンチオ選択的分析を報告する。試料調製は,限外ろ過によって行い,遊離体を分離した。限外ろ過物と血漿試料の両方にt-ブチルエーテルによる液/液抽出を行った。分離は,Chiralpak ADカラムで行い,エレクトロスプレイイオン化源,正のイオンモード,及び多重反応モニタリングからなるタンデム質量分析を検出系として用いた。直線性が,トラマドールのエナンチオマーの全濃度と遊離体の濃度に対してそれぞれ0.2-600と0.5-250ng/mLの範囲に,M1とM2のエナンチオマーの全濃度と遊離体の濃度に対してそれぞれ0.1-300と0.25-125ng/mLの範囲に観察された。トラマドールのエナンチオマーの全濃度と遊離体の濃度の分析での定量下限は,それぞれ0.2と0.5ng/mLであり,M1とM2のエナンチオマーの全濃度と遊離体の定量下限は,それぞれ0.1と0.25ng/mLであった。試験内と試験間の再現性と不確実性は,15%以下であった。神経因性疼痛患者への本法の臨床応用が,ラセミ体のトラマドールの単回経口投与後の(+)-トラマドールと(+)-M2の血漿内累積を示した。トラマドール,M1,及びM2の遊離体画分は,調べた患者でエナンチオ選択性はなかった。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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有機化合物の各種分析  ,  生物薬剤学(臨床) 
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