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J-GLOBAL ID:201202295993172615   整理番号:12A0538972

オイルサンド瀝青抽出物及びオイルサンドからの浸出によって生じた排液のPseudokirchneriella subcapitataに及ぼす生態毒性学的影響

Ecotoxicological impacts of effluents generated by oil sands bitumen extraction and oil sands lixiviation on Pseudokirchneriella subcapitata
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巻: 112-113  ページ: 83-91  発行年: 2012年05月15日 
JST資料番号: B0823B  ISSN: 0166-445X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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最近,アルバータ州北部のAthabascaオイルサンド鉱床の発掘作業の開発が非常に進んでいる。この開発はAthabasca川周辺のこのような産業活動の生態毒性学的危険性について懸念を引き起こしている。実際,瀝青抽出はオイルサンド工程の影響を受けた大量の水(OSPW)を作り出し,それがAthabasca川の分水界における尾鉱池に放出されている。本研究では,OSPW及びオイルサンドから浸出してきた水(OSLW)の微小藻類Pseudokirchneriella subcapitataに及ぼす毒性を基準線(オイルサンド曝露水;OSW)と各種濃度(1.9,5.5,12.25,25及び37.5v/v%)で比較した。水溶性汚染物質の化学分析の結果,OSPW及びOSLWは,バナジウム[それぞれ濃縮係数(EF=OSPWあるいはOSLW中の元素濃度/OSW中の当該元素濃度)=66及び12],アルミニウム(それぞれEF=64及び15),鉄(それぞれEF=52.5及び17.1)及びクロム(それぞれEF=39及び10)のような各種元素を豊富に含有していた。最適細胞内エステラーゼ活性及びクロロフィルの自発蛍光を有する細胞(生細胞)に及ぼすOSPWの毒性[72時間後の50%阻害濃度(72h-IC50)=<1.9v/v%]はOSWの毒性(72h-IC50=>37.5v/v%)よりも20倍強かった。OSLWの毒性(72h-IC50=8.5v/v%)はOSPWの毒性よりも4.4倍弱く,OSWの毒性よりも4.5倍強かった。生細胞の生長阻害はヒ素,ベリリウム,クロム,銅,鉛,モリブデン及びバナジウム濃度の増加と有意に高い相関(<-0.7)を示した。JIP試験法(急速及び多相性クロロフィルα蛍光発光)により調べた光合成反応は,OSPW及びOSLWに曝露した培地において各種の機能的パラメータ[光子からエネルギーを吸収する光化学系II(PSII)の効率,効果的なPSIIのアンテナの規模及びエネルギー変換のための光合成装置の活力]の刺激を示した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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植物に対する影響  ,  重金属とその化合物一般 

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