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J-GLOBAL ID：201202296034282440   整理番号：12A1717188

in vitroでのPCNAへのポリユビキチン鎖の集団移動は2つの異なるヒトE2-E3対により媒介される

En bloc transfer of polyubiquitin chains to PCNA in vitro is mediated by two different human E2-E3 pairs

著者 (10件)： MASUDA Yuji (Nagoya Univ., Nagoya) ,  MASUDA Yuji (Hiroshima Univ., Hiroshima) ,  SUZUKI Miki (Hiroshima Univ., Hiroshima) ,  KAWAI Hidehiko (Hiroshima Univ., Hiroshima) ,  HISHIKI Asami (Yokohama City Univ., Yokohama) ,  HASHIMOTO Hiroshi (Yokohama City Univ., Yokohama) ,  MASUTANI Chikahide (Nagoya Univ., Nagoya) ,  HISHIDA Takashi (Gakushuin Univ., Tokyo, JPN) ,  SUZUKI Fumio (Hiroshima Univ., Hiroshima) ,  KAMIYA Kenji (Hiroshima Univ., Hiroshima)
資料名： Nucleic Acids Research  (Nucleic Acids Research)
巻： 40  号： 20  ページ： 10394-10407  発行年： 2012年11月09日 
JST資料番号： D0242C  ISSN： 0305-1048  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： RAD6-RAD18(E2-E3複合体)により触媒されるモノユビキチン化は翻訳DNA合成を刺激し,MMS2-UBC13(UEB-E2複合体)およびHLTF(E3リガーゼ)のような追加因子により促進されるポリユビキチン化はヒトにおける鋳型スイッチングに導く。精製ヒト蛋白質で再構成されたin vitroユビキチン化反応システムを用いて,PCNAはモノユビキチン化PCNAにおけるユビキチン(Ub)鎖の伸長により主に事前形成Ub鎖を通じてポリユビキチン化されていることを示した。HLTFがUBC13においてチオ結合Ub鎖を形成(UBC13~Ub_n)し,この鎖をRAD6~Ubへ移動させ,RAD6~Ub_n+1を形成するというモデルを今回の結果が支持した。ついで,RAD18により,得られたUb鎖はPCNAへ移動された。したがって,RAD18およびHLTFの両者が複製休止部位へ協調的に補充されている一定の環境下で,鋳型スイッチングが促進されている可能性がある。

シソーラス用語： in vitro実験 ,  *増殖細胞核抗原 ,  *ユビキチン ,  *DNA修復酵素 ,  ユビキチン活性化酵素 ,  タンパク質 ,  *DNA結合タンパク質 ,  ペプチドシンターゼ ,  触媒 ,  ユビキチン化 ,  翻訳【遺伝】 ,  DNA合成 ,  鋳型【遺伝】 ,  複合体 ,  モデル ,  複製【遺伝】 ,  MMS2 ,  *RAD6 ,  *ポリユビキチン ,  ポリユビキチン化 ,  モノユビキチン化 ,  ユビキチン-タンパク質リガーゼ ,  *RAD18蛋白質 ,  ユビキチン結合酵素Cdc34/Ubc3
準シソーラス用語： E3リガーゼ ,  in vitro ,  *PCNA ,  *Rad18 ,  Ubc13

分類 (5件)： 抗原・抗体・補体一般  (ED04010A) ,  蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N) ,  酵素一般  (EB09010D) ,  核酸一般  (EB04010U) ,  分子遺伝学一般  (EC02010J)

タイトルに関連する用語 (4件)： PCNA ,  ポリユビキチン ,  集団 ,  ヒト