抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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全細菌ゲノムシークエンシングのための次世代454ピロシークエンシング法は,公式プロトコールが提示する深さでは少なくとも15-20x,しかし実際にはふつう20x以上でなされるディープシークエンシングストラテジーを含む。この研究で著者らは,1480の原核生物ゲノムの現実的ピロシークエンシング模擬データと7ランの機械生産データに基づいてde novoアセンブリーの質の総括的評価を行った。著者らの結果は,ほとんどの原核生物ゲノムで,400bpの読み取り能力のあるランで6-10xシークエンスが高品質ドラフトアセンブリーをもたらした(>98%ゲノム被覆率,>100kbのN50サイズの<100コンティグ,>99.99の一塩基確実度,<0.01%の欠失挿エラー率,<0.5%の偽遺伝子喪失/重複率)。著者らの研究は,低深度ピロシークエンシングストラテジーの威力を証明し,そのストラテジーは短時間で全原核生物ゲノムをシークエンスするための経済的な方法を提供し,細菌集団の多様性や比較ゲノミクスのさらなる研究を可能にする。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.