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J-GLOBAL ID:201202296183819325   整理番号:12A1391429

エタノール沈殿によりパイナップル廃棄物からブロメラインの精製

Purification of bromelain from pineapple wastes by ethanol precipitation
著者 (6件):
資料名:
巻: 98  ページ: 389-395  発行年: 2012年09月19日 
JST資料番号: T0428B  ISSN: 1383-5866  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ブロメラインは,プロテアーゼおよび非プロテアーゼ成分の複合体混合物を含有する,パイナップルの水性抽出物である。これら酵素は,消炎,抗血栓および線維素溶解機能を含め,多くの生理過程において細胞マトリックスの蛋白質分解変調に重要な役割を行う。パイナップル(Ananas comosus L)の世界的な生産規模,およびそれらの栽培および加工にて発生する廃棄物の高いパーセントのため,ブロメライン回収に対しては幾つか研究が行われてきた。本研究の目的は,エタノールによる沈殿の,スケールアップ容易なプロセスを用いて,パイナップル廃棄物からブロメラインを精製することにある。結果は,ブロメラインが,エタノールを使用することにより30%および70%の濃度で回収される,精製係数2.28倍が達成され,全酵素活性98%以上が得られる,ことを示した。この酵素は,凍結乾燥プロセス後,変性を受けやすいことが分かった。しかしながら,凍結プロテクタとしてグルコース10%(w/v)を使用することにより,オリジナル酵素活性の90%を保持することは可能であった。精製プロセスの効率は,SDS-PAGEおよび自然-PAGE電気泳動,蛍光光度法,円2色性およびFTIR分析により,確認された。このことは,この方法が,高度に精製かつ構造的に安定なブロメラインを得るために使用できる,ことを示している。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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酵素一般  ,  農業廃棄物の利用 
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