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J-GLOBAL ID：201202296258654955   整理番号：12A1065790

キャピラリー電気泳動による黒のインクジェット印刷インクの試験

Examination of black inkjet printing inks by capillary electrophoresis

著者 (6件)： KROL Malgorzata (Lab. for Forensic Chemistry, Fac. of Chemistry, Jagiellonian Univ., 3 Ingardena St., 30-060 Krakow, POL) ,  KULA Agnieszka (Lab. for Forensic Chemistry, Fac. of Chemistry, Jagiellonian Univ., 3 Ingardena St., 30-060 Krakow, POL) ,  WIETECHA-POSLUSZNY Renata (Lab. for Forensic Chemistry, Fac. of Chemistry, Jagiellonian Univ., 3 Ingardena St., 30-060 Krakow, POL) ,  WOZNIAKIEWICZ Michal (Lab. for Forensic Chemistry, Fac. of Chemistry, Jagiellonian Univ., 3 Ingardena St., 30-060 Krakow, POL) ,  KOSCIELNIAK Pawel (Lab. for Forensic Chemistry, Fac. of Chemistry, Jagiellonian Univ., 3 Ingardena St., 30-060 Krakow, POL) ,  KOSCIELNIAK Pawel (Inst. of Forensic Res., 9 Westerplatte St., 31-033 Krakow, POL)
資料名： Talanta  (Talanta)
巻： 96  ページ： 236-242  発行年： 2012年07月15日 
JST資料番号： E0324A  ISSN： 0039-9140  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 書類の偽造は,現代の世の中では日常的な現象である。文書偽造の大多数はインクジェット印刷書類と関係がある。したがって,疑いのある書類のインクジェットインクの区別と解析のための,効果的で信頼できる方法を開発する必要があることは明確である。個々で述べる研究の目的は,ミセル界面動電キャピラリークロマトグラフィー(MECC)を,黒白印刷物から抽出したインクジェットインクの,犯罪科学捜査のために応用できるかどうかを調査することである。この目的を達成するために,ダイオードアレイ検出器を備えたキャピラリー電気泳動系を用いた。分離は,25°C,30kVで,40mMホウ酸ナトリウム,20mMSDS,10%(v/v)アセトニトリル(pH9.5)で組み立てたバックグラウンド電極を持つ,ヒューズ付きシリカキャピラリー(60/50cm 総長/有効長,内径75μm)を用いて行った。インクサンプルは,ジメチルスルホキシド(DMSO)を使用して,黒のインクジェット印刷物から抽出した。インクの区別は,異なる波長における顕著なピークの数,相対移動時間,UV-Visスペクトル解析を基礎とした。紙から抽出したインクの電気泳動図は,ほとんどの場合,それぞれが明らかに異なるパターンを示した。電気泳動プロファイルの最大の相違点は,Hewlett-Packardインクジェット技術により印刷した書類で,明らかになった。インクの電気泳動分離結果のデータベースは,さらなる犯罪化学捜査の使用において,構築していくことができる。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： インクジェット印刷 ,  *インク ,  *ミセル界面動電クロマトグラフィー ,  自然科学 ,  社会科学 ,  フォトダイオードアレイ検出器 ,  紫外可視吸収スペクトル
準シソーラス用語： 犯罪科学

分類 (2件)： インキ  (YJ02000N) ,  その他の物質のクロマトグラフィー,電気泳動分析  (CC04100T)

タイトルに関連する用語 (4件)： キャピラリー電気泳動 ,  黒 ,  印刷インク ,  試験