抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ハミルトンの運動方程式に対して,エネルギーを保存する高次の数値積分法として,可変重みをもつ非対称な並列型合成法を提案した。この方法では,n+1個の2次の積分路を並列に合成し,1番目からn番目の積分路の重みを精度が2n次になるように選び,残ったn+1番目の積分路の重みは変数として,計算の各ステップごとにエネルギーを保存するように調整する。例として調和振動子を取り上げ,n=1の場合にはエネルギーを保存するように重みを調整することはできないが,n=2やn=3では調整可能であることを示した。数値積分の精度は(2n+2)次(n=2,3)であることが示された。