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J-GLOBAL ID:201202296342330510   整理番号:12A0058391

初乳に恵まれない子牛の適応免疫:ウシ型結核菌カルメット・ゲラン桿菌と卵白アルブミンの早期ワクチン接種への応答

Adaptive immunity in the colostrum-deprived calf: Response to early vaccination with Mycobacterium bovis strain bacille Calmette Guerin and ovalbumin 1
著者 (4件):
資料名:
巻: 95  号:ページ: 221-239  発行年: 2012年01月 
JST資料番号: C0282A  ISSN: 0022-0302  CODEN: JDSCAE  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本研究は早期ワクチン接種への反芻前子牛の適応免疫応答に及ぼす初乳摂取の影響を評価した。初乳給餌(CF)と初乳無投与(CD)子牛は,生後8週間の適応免疫発達を追跡するため,BCG,および卵白アルブミン(OVA)を2日齢でワクチン接種した。0週齢での血清IgG1,IgG2,IgA,およびIgMは,CF子牛で上昇し,IgG2,IgA,およびIgM濃度は年齢とともに減少した。0週齢のCD子牛は,IgG1,IgG2,およびIgMの年齢に伴う増加を続けた。BCGワクチン接種へのAb応答は分娩後の最初の1カ月間はCF子牛で測定可能な血清抗マイコバクテリウムAbと関連した。マイコバクテリウム特異的Abは0週齢でCD子牛において検出不可能で,BCGワクチン接種へのAb応答を発生させられた。OVAのワクチン接種へのCFとCD子牛の抗体応答は,出生から7週齢までのAbレベルの漸進的増加で特徴づけられた。Ex vivoで,CFとCD子牛の血中単球(PBMC)の抗原[OVAおよびBCG由来精製蛋白体(PPDb)]-誘導IFN-γおよび一酸化窒素応答は0週齢と7週齢で匹敵していた。全ての子牛の応答は,反芻前子牛の細胞介在免疫応答能の初乳非依存成熟を示した。7週齢対0週齢での抗原刺激T細胞サブセットの一貫した大きな増殖応答は,早期ワクチン接種への抗原特異的リンパ球応答の発達を示す。リンパ球と単球数と同じく血中白血球の総数は初乳摂食により影響を及ぼされ無かった;しかし,顆粒球数は0週齢でCF子牛よりCD子牛で高かった。全子牛で年齢に伴い顆粒球数は増加して,単球数は減少した。白血球ポピュレーションで,NK細胞割合のみが初乳摂取により影響を及ぼされた。IgM細胞を含むリンパ球サブセットの抗原誘導増殖は初乳摂取により影響を及ぼされなかった。結論として,出生後1時間以内の初乳の摂取は,細胞介在免疫応答においては効果が無く,ワクチン接種への応答で抗原特異的免疫グロブリンの産生への子牛の能力を阻害した。初乳は内因性抗体産生をブロックするように見えるが,特定のB細胞機能は保持された。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
牛  ,  免疫反応一般 

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