文献

J-GLOBAL ID：201202296357480381   整理番号：12A0722410

カ類駆除用農薬のナレドに曝露したチョウの成虫に関するリスク評価

RISK ASSESSMENT FOR ADULT BUTTERFLIES EXPOSED TO THE MOSQUITO CONTROL PESTICIDE NALED

著者 (1件)： BARGAR Timothy A. (U.S. Geological Survey, Florida)
資料名： Environmental Toxicology and Chemistry  (Environmental Toxicology and Chemistry)
巻： 31  号： 4  ページ： 885-891  発行年： 2012年04月 
JST資料番号： A0978B  ISSN： 0730-7268  CODEN： ETOCDK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： AMVAC化学社のカ類駆除用農薬は活性成分にナレドを含有し,性能が高いため米国のフロリダ州で多量に空中散布する。周辺に生息する野生のチョウ類に毒性リスクを及ぼす為,野生動物を保護する資源管理機関が生態毒性リスクに注目する。フロリダ州のチョウ類は絶滅危惧状態で,カ類駆除用農薬は部分的に関与する為,チョウの成虫に及ぼすナレドの生態毒性リスクを評価した。現地調査で採取した曝露量や死亡率,成虫の表面積,体重データを併用し,空中散布したナレドに曝露したチョウ類の確率的リスクを評価した。全てのチョウ類はナレドに対する感受性が同等と仮定すると,確率的リスクが最大の個体群はシジミチョウ類であった。最低の個体群はセセリチョウ類で,死亡率を低減する大気質基準も提示した。

シソーラス用語： *大気汚染 ,  農薬汚染 ,  *有機リン系殺虫剤 ,  害虫防除 ,  *シジミチョウ科 ,  *セセリチョウ科 ,  曝露試験 ,  生物絶滅 ,  大気管理 ,  大気質基準 ,  残留農薬 ,  確率論的リスク評価 ,  死亡率 ,  ポピュレーションダイナミックス ,  自然保護 ,  カ科 ,  脂肪族アルコール ,  脂肪族塩素化合物 ,  脂肪族臭素化合物 ,  無機酸エステル ,  動物影響
準シソーラス用語： 動物被害

分類 (3件)： 動植物被害  (SB03080A) ,  農薬  (SB05030L) ,  動物に対する影響  (EE05040R)

物質索引 (1件)： ナレド

タイトルに関連する用語 (7件)： 駆除 ,  農薬 ,  ナレド ,  曝露 ,  チョウ ,  成虫 ,  リスク評価