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J-GLOBAL ID:201202296518201330   整理番号:12A0962528

ステンレス鋼のアルカリ誘起高温腐食:NaCl,KClおよびCaCl2の影響

Alkali Induced High Temperature Corrosion of Stainless Steel: The Influence of NaCl, KCl and CaCl2
著者 (4件):
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巻: 78  号: 1-2  ページ: 83-102  発行年: 2012年08月 
JST資料番号: E0165C  ISSN: 0030-770X  CODEN: OXMEAF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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600°C,5%O2+40%H2O中での304タイプ(Fe18Cr10Ni)ステンレス鋼の酸化に及ぼすKCl,NaClおよびCaCl2の影響を調べた。暴露に先立ち,少量の推奨の塩(カチオン等価:1.35μmol/cm2)をサンプル上に堆積させた。暴露時間は1~168hであった。酸化したサンプルをSEM/EDX,XRD,FIBおよびICによって解析した。KClとNaClの存在は304Lの高温腐食を強く加速させる。腐食攻撃は保護酸化物とアルカリの反応を通してのアルカリクロム酸塩の形成によって開始する。クロム酸塩形成は酸化物中のクロムの減耗でその保護的特性の消失をもたらす。その結果,頂部にクロム酸塩粒子を有する外側ヘマタイト層と内部スピネル酸化物層からなるスケールが急速に形成する。NaClとKClとは対照的に,CaCl2はあまり腐食的ではない。温度において,CaCl2は急速にCaOへ転換する。CaOが直接スケールと接触する場所において少量のCaCrO4が形成する。CaOはスケールと反応しCa2Fe2O5も形成する。Copyright 2012 The Author(s) Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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腐食 

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