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J-GLOBAL ID：201202296667683592   整理番号：12A0189167

付加価値製品生産のための粗グリセロールの微生物利用

Microbial utilization of crude glycerol for the production of value-added products

著者 (3件)： DOBSON Rosemary (Univ. of the Witwatersrand, Johannesburg, Wits Industrial Biotechnology Consortium, School of Molecular and Cell ...) ,  GRAY Vincent (Univ. of the Witwatersrand, Johannesburg, Wits Industrial Biotechnology Consortium, School of Molecular and Cell ...) ,  RUMBOLD Karl (Univ. of the Witwatersrand, Johannesburg, Wits Industrial Biotechnology Consortium, School of Molecular and Cell ...)
資料名： Journal of Industrial Microbiology & Biotechnology  (Journal of Industrial Microbiology & Biotechnology)
巻： 39  号： 2  ページ： 217-226  発行年： 2012年02月 
JST資料番号： E0005C  ISSN： 1367-5435  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 輸送や発電用のエネルギー燃料は主に化石炭化水素の有限で減少しつつある資源に由来する。化石炭化水素はまた広範囲の有機炭素系化学製品の生産にも使われる。現在の化石炭化水素への全体的依存は環境的にも経済的にも長期的に維持できないであろう。化石燃料への完全な依存性に関する将来の悲観的展望を考え,化石燃料に代わる炭素中立で環境を壊さず利用可能な代替を開発するための政治的経済的奨励が世界中で増えつつある,例えば,バイオディーゼル燃料への関心が最近復活している。しかしながら,バイオディーゼル生産の副産物であるメタノール,塩,遊離脂肪酸が混入した粗グリセロールの廃棄には環境および経済的課題がある。精製グリセロールは化粧品,タバコ,医薬品,食品工業(その他)に利用できるが,粗グリセロールの工業用精製は経済的に存立できない。しかしながら,粗グリセロールは1,3-プロパンジオール,有機酸あるいはポリオールのような高価値化学物質生産用の有機炭素源として使うことができる。このような高価値化学物質生産に微生物が使われている,そしてこの論文の目的は,経済的に価値のある製品の生産用に微生物による粗グリセロールの利用に関する研究の概説を提供することである。バイオディーゼル生産の副産物としてのグリセロールを,現在,石油利用化学産業によって生産される多くの製品製造のための原料として使うことができる。Copyright 2011 Society for Industrial Microbiology Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： バイオテクノロジー ,  *ディーゼル燃料 ,  *生物燃料 ,  副産物 ,  *微生物学的反応 ,  付加価値 ,  遺伝子操作 ,  微生物 ,  脂質代謝 ,  脂肪族アルコール ,  ポリオール ,  *バイオディーゼル燃料
準シソーラス用語： グリセロール代謝 ,  産業用バイオテクノロジー ,  粗グリセロール ,  代謝工学 ,  *微生物変換

分類 (3件)： 代謝と栄養  (EG03054K) ,  生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y) ,  有機化学工業一般  (YD01010Z)

物質索引 (1件)： グリセロール

タイトルに関連する用語 (3件)： 付加価値 ,  グリセロール ,  微生物