抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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日本の農業は急速な世代交代と技術革新を経て変貌を遂げており,変貌の一端としてITを活用した精密農業について紹介した。精密農業とは,複雑で多様な農場に対し,事実の記録に基づく農作業管理による収量と品質の向上及び環境負荷低減を総合的に達成する営農マネジメント戦略である。精密農業では,情報付き圃場と情報付き農産物の生産がコア技術となる。これらの例として,無視できない窒素成分の圃場ばらつきが発見された場合の肥料戦略,東日本大震災の農業復興プランにおけるIT活用技術について説明した。IT活用の農業スタイルとして,農業生産のリスク管理GAP(農業生産工程管理)やEU諸国のGLOBALGAPについて紹介した。