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J-GLOBAL ID：201202296792566778   整理番号：12A0937176

ブルーベリーとブラックラズベリーによるエストロゲン媒介乳房腫瘍形成の阻害

Inhibition of Estrogen-Mediated Mammary Tumorigenesis by Blueberry and Black Raspberry

著者 (4件)： RAVOORI Srivani (Univ. Louisville, Kentucky, USA) ,  VADHANAM Manicka V. (Univ. Louisville, Kentucky, USA) ,  AQIL Farrukh (Univ. Louisville, Kentucky, USA) ,  GUPTA Ramesh C. (Univ. Louisville, Kentucky, USA)
資料名： Journal of Agricultural and Food Chemistry  (Journal of Agricultural and Food Chemistry)
巻： 60  号： 22  ページ： 5547-5555  発行年： 2012年06月06日 
JST資料番号： C0251A  ISSN： 0021-8561  CODEN： JAFCAU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究の目的は,ベリー(ブルーベリー(BB)とブラックラズベリー(BRB))を投与した時に,ベリーのフィトケミカル物質の同時効果を理解するために,エストロゲンによって誘引された乳房腫瘍形成に対し食餌中にベリーを5%加え,そのベリーの長期間にわたる影響を調べることであった。その結果,乳房腫瘍に対してこれらのベリーは,予防効果を示し,さらにいくつかの重要なことを示した。腫瘍の大きさは,2.5%ベリー投与の場合と比較して5%投与の場合,小さくならなかった。しかしBBを投与した場合の予防効果は,BRBのアントシアニン量とフェノール類と比べて8倍及び4倍とそれぞれ低いけれども,その効果はBRBよりも大きかった。BBの場合より高い経口投与した場合に,乳房癌細胞の増殖速度を規制することにより効果があった。一方BRBは最初の癌発現を遅らせることに効果的であった。これらはふたつのベリーの持つ異なるフィトチェミカル的特徴によって,異なる分子ターゲットを持っていることを示している。

シソーラス用語： ブルーベリー ,  キイチゴ属 ,  エストロゲン ,  *乳房腫瘍 ,  ピリリウム ,  フラボノイド ,  芳香族縮合化合物 ,  ラット ,  実験動物 ,  同系交配 ,  アントシアニン ,  植物色素 ,  抗腫瘍作用 ,  芳香族ケトン ,  ラクトン ,  多価フェノール ,  腫瘤形成
準シソーラス用語： 腫瘤形成【tumorigenesis】 ,  ACIラット ,  アントシアニジン類 ,  ブラックラズベリー ,  腫瘍抑制

分類 (3件)： 基礎腫よう学一般  (GE02010R) ,  果樹  (FC03042G) ,  植物の生化学  (EH01050J)

物質索引 (1件)： エラギン酸

タイトルに関連する用語 (5件)： ブルーベリー ,  ブラックラズベリー ,  エストロゲン ,  乳房腫瘍 ,  阻害