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J-GLOBAL ID：201202296834897435   整理番号：12A0521993

移動度選別バイオ分子イオンの分光法

Spectroscopy of mobility-selected biomolecular ions

著者 (4件)： PAPADOPOULOS Georgios (Ecole Polytechnique Federale de Lausanne, Lausanne, CHE) ,  SVENDSEN Annette (Ecole Polytechnique Federale de Lausanne, Lausanne, CHE) ,  BOYARKIN Oleg V. (Ecole Polytechnique Federale de Lausanne, Lausanne, CHE) ,  RIZZO Thomas R. (Ecole Polytechnique Federale de Lausanne, Lausanne, CHE)
資料名： Faraday Discussions  (Faraday Discussions)
巻： 150  ページ： 243-255  発行年： 2011年 
JST資料番号： C0377A  ISSN： 1359-6640  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： バイオ分子イオンの立体配座異性体を分離することが可能な示差イオン移動度と冷却ラジオ周波数イオントラップ中での電子分光法を結合した実験法について記述した。冷却イオントラップを用いれば,大きな分子を冷却し,その電子スペクトルを単純化することが可能である。それでも観測されるスペクトルが込み合っているのは立体配座の不均一性に由来することが大きい。本研究では冷却イオントラップに注入する前に気相ペプチドコンフォーマをイオン移動度の違いによって分離し,これらのスペクトルを異なる立体配座ファミリーからの寄与に分解した。すなわち,冷却イオン分光法は,イオン移動度に対する立体配座特異的検出器として用い,未分離のピークを異なる立体配座ファミリーからの寄与に分離することができる。二重プロトン化ペプチド,ブラジキニン,をモデル分子として,本方法を用い,その込み入った電子スペクトルを立体配座不均一性に基づいて解析することができた。

シソーラス用語： *イオン移動度 ,  分子 ,  ブラジキニン ,  *立体配座 ,  *電子スペクトル ,  *イオントラッピング ,  生体分子

分類 (3件)： 有機化合物の可視・紫外スペクトル  (BM08085G) ,  有機化合物の物理分析  (CC03034A) ,  ホルモン・サイトカイン・生理活性ペプチド一般  (EB08010W)

タイトルに関連する用語 (4件)： 移動度 ,  選別 ,  分子イオン ,  分光法