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J-GLOBAL ID：201202297013406685   整理番号：12A1714130

銅に引き起こされた鉛管から飲料水への金属放出

Copper-Induced Metal Release from Lead Pipe into Drinking Water

著者 (5件)： HU J. (South China Univ. Technol., Guangzhou, CHN) ,  GAN F. (Wuhan Univ., Wuhan, CHN) ,  TRIANTAFYLLIDOU S. (Virginia Tech, VA) ,  NGUYEN C.K. (Virginia Tech, VA) ,  EDWARDS M.A. (Virginia Tech, VA)
資料名： Corrosion (Houston, Tex.)  (Corrosion (Houston, Tex.))
巻： 68  号： 11  ページ： 1037-1048  発行年： 2012年11月 
JST資料番号： B0320A  ISSN： 0010-9312  CODEN： CORRAK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 銅イオンの鉛管上への析出又は銅管と鉛管との接合によるガルバニック腐食による水道水中への鉛の溶出について4種のベンチスケール試験を行った。静止条件では銅の析出による鉛の溶出は僅かであるが,流動条件では桁違いに多くなる。静止条件においてガルバニック腐食による鉛の溶出は,水中の塩化物濃度/硫酸塩濃度の比が大きいと多く,この比が小さいと少ない。前者の場合,鉛と銅の接合部付近のpHは低下しているため鉛の溶出が多く,両金属に流れるガルバニック電流も大きいことが判明した。殺菌剤を使用すると鉛表面への銅の析出量が多くなるため鉛の溶出も多くなる。流動条件では殺菌剤として塩素を使った方がクロラミンを使うより鉛の溶出は3倍多くなる。静止条件では殺菌剤としてクロラミンを使用した方が塩素を使うより多くなる場合がある。

シソーラス用語： 飲用水 ,  水道管 ,  *金属管 ,  *金属イオン ,  *銅化合物 ,  *電池作用腐食 ,  静止流体 ,  殺菌薬 ,  クロラミン ,  *腐食試験 ,  台上試験 ,  *鉛 ,  *溶出 ,  陽極溶解
準シソーラス用語： *鉛管 ,  *銅イオン ,  遊離塩素

分類 (2件)： 腐食基礎理論,腐食試験  (WB03020Q) ,  水源,取水,送水,配水,給水  (SC02020I)

タイトルに関連する用語 (4件)： 銅 ,  鉛管 ,  飲料水 ,  放出