文献
J-GLOBAL ID:201202297134248076   整理番号:12A1245363

DMRT3の変異はウマの歩行運動およびマウスの脊髄回路の機能に影響を及ぼす

Mutations in DMRT3 affect locomotion in horses and spinal circuit function in mice
著者 (23件):
資料名:
巻: 488  号: 7413  ページ: 642-646  発行年: 2012年08月30日 
JST資料番号: D0193B  ISSN: 0028-0836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
哺乳類の歩行運動は,発生の際に確立される中枢パターン発生回路という,四肢の運動を協調させる脊髄介在ニューロンの回路に依存している。これらのネットワークは,屈筋と伸筋の協調のとれた活性化を引き起こすだけでなく,四肢の左右交互の動きを生みだしている。今回我々は,DMRT3遺伝子に生じた中途終止コドンが,ウマの歩行運動パターンに大きな影響を及ぼすことを明らかにした。この変異があると,一般的な歩法とは違う特殊な歩法を行えるようになり,繋駕速歩競争での走りにも有利に働く。野生型マウスとDmrt3ヌルマウスを調べたところ,Dmrt3が脊髄ニューロンのdI6群で発現されていて,このdI6群でのニューロンの特異化にかかわっており,四肢の動きを制御する協調した歩行運動ネットワークの正常な発生に不可欠なことが明らかになった。これらの知見は,Dmrt3が脊椎動物の歩法を制御する脊髄回路の形成にきわめて重要な役割を担っていることを示している。このDMRT3変異は家畜ウマの多様化に大きな影響を及ぼしており,家畜ウマのいくつかの品種の特殊な歩法特性には一見したところ,この変異が必要なようである。Copyright Nature Publishing Group 2012
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
遺伝的変異 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る