抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本論文はプラズマジェット(PJ)により支援された火炎の分光分析を行い,プラズマ支援燃焼における燃焼生成物の組成を調べたものである。まず,PJのみの分光計測を行い,酸素,窒素,水素の各作動ガスを用いたPJ中に各作動ガス分子が解離したラジカルが存在することを確認した。続いて,超音速流中でPJ上流からエチレンを噴射して着火・燃焼させ,火炎の分光計測を行った。分光の結果,窒素PJにより支援された火炎中にCN,CH,C2分子が大量に存在すること,一方,酸素PJにより支援された火炎の分光ではCHのみが強く検出されることなどを明らかにした。(著者抄録)