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J-GLOBAL ID:201202297835424820   整理番号:12A1327938

ポリアニリンナノファイバにおける緩和と電荷輸送現象:高速重イオン照射効果

Relaxation and charge transport phenomena in polyaniline nanofibers: Swift heavy ion irradiation effects
著者 (2件):
資料名:
巻: 358  号: 22  ページ: 2990-2998  発行年: 2012年11月01日 
JST資料番号: D0642A  ISSN: 0022-3093  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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界面重合法を用いて合成した塩酸(HCl)をドープしたポリアニリン(PAni)ナノファイバにおける緩和と電荷輸送機構およびその高速重イオン照射効果を誘電緩和分光法によって検討した。PAniナノファイバで観測される緩和時間の分布を有する非Debye型緩和は,捕獲電荷のホッピングによって支配されている。高速重イオン照射はPAniナノファイバでベンゼノイドのキノイドへの遷移を誘起する。PAniナノファイバの異なる周波数で生じる動的プロセスは同じ活性化エネルギーを示して,局在化短距離双極子運動において向上したカップリングを示す。照射による伝導度緩和時間の増加はキャリアホッピング長の増加を示唆して,それによって電荷輸送を遮断する。純粋および照射されたナノファイバのac伝導度は周波数の一般化べき乗則に従うことが分かった。電荷輸送は純粋および照射されたPAniナノファイバの双方で,主要な電荷キャリアとしてポーラロンを有する相関された障壁ホッピング(CBH)モデルに従って,電気伝導度の大きな減少が照射によって認められる。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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高分子固体の物理的性質 

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