文献
J-GLOBAL ID:201202297843518010   整理番号:12A1391406

水性二相系における昆虫の幼虫からの組換えペルオキシダーゼアイソザイムcの抽出精製

Extractive purification of recombinant peroxidase isozyme c from insect larvae in aqueous two-phase systems
著者 (3件):
資料名:
巻: 98  ページ: 199-205  発行年: 2012年09月19日 
JST資料番号: T0428B  ISSN: 1383-5866  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
水性二相系(ATPSs)はまだ組換えバキュロウイルスに感染した昆虫の幼虫で発現させたタンパク質を精製するために適用されていない。この研究は,標的タンパク質の抽出・精製(西洋ワサビペルオキシダーゼアイソザイムC,HRPC)に加えて,例えば,幼虫タンパク質やPEG/リン酸塩ATPSs中のバキュロウイルス粒子などのバキュロウイルスー昆虫の幼虫発現系における代表的な汚染物質の挙動を説明している。PEG分子量,システムのpHと添加塩のHRPCの分離定数および浄化した幼虫の抽出物の総タンパク質の影響を評価した後,2つのATPSsを最初の抽出工程のために選択した:PEG1500/りん酸塩,pH7.0の4.0%NaCl(システム1)とPEG/りん酸塩,pH5.0でNaClの存在しない(システム2)。両方のシステムが清澄な酵素に富む上相がそれぞれ99%と90%の収率で得られたので,適切であることがわかった。総蛋白質の回収は,それぞれ5.2%および3.3%であったのに対し,システム1と2の成分を用いて均質化した幼虫の直接の分配の,上相のHRPCの回収率はそれぞれ71.4%と81.1%であった。どちらのシステムでも,上相はきれいだったし,粒子状物質は,中間相と下相に残った。幼虫の免疫原性タンパク質の大部分は,両方のシステムの底相に濃縮した。PCR分析は両方の相におけるウイルスDNAの存在を明らかにした。新鮮な硫酸マグネシウム溶液を添加することにより新しいATPSを形成することで,PEG富相からHRPCを逆抽出することが可能となり,下相の回収はシステム1と2それぞれで50%と98%を達成し,回収全タンパク質はそれぞれ69%および24%であった。ツーステッププロセスの全HRPC回収は,システム1と2でそれぞれ35.4%と79.6%で,精製係数はそれぞれ14.5と114.2であった。最終製品は,ウイルス粒子が存在しなかった。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
抽出 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る