抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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sloppy paired(slp)遺伝子座内の調節と重複を調べるため,著者らは直列に並び,協調して調節されるslp1およびslp2転写単位に渡る3万塩基のDNAを解析した。著者らはslp1転写単位の周りの重複した活性を持つ顕著な一連のストライプエンハンサーと,予期しないことに,slp2の周りのグリア細胞エンハンサーを見いだした。slpストライプ調節領域は,胞胚葉に7つのストライプを,また,より後期に胚発生に渡り継続する14のストライプを生ずる。ショウジョウバエ間の系統発生分析は,ストライプエンハンサーの多重度は最近の重複を通じて進化したのではないことを示唆する。cis調節モジュール間の直接的統合の多くは,1つの顕著な例外を除き,単に相加的であるらしい。ストライプエンハンサー間の明らかな重複にも関わらず,トランスジェニックレスキューは,胚発生に渡りwinglessの発現と擬体節境界を維持するための完全な機能のために大多数が必要であることを示唆する。トランスジェニックレスキューは,それ無しでは14ストライプパターン内の一つおきのストライプが失われ,ペアルール表現型を伴う胚につながる,7つの初期ストライプによる間接的な正の自己調節も明らかにする。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.