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J-GLOBAL ID:201202297954069869   整理番号:12A0138566

機能不全テロメアを有する細胞は多重染色体融合およびテロメアを有する染色体フラグメントの生成を介し反応性酸素分子種,過酸化水素に感受性である

Cells with dysfunctional telomeres are susceptible to reactive oxygen species hydrogen peroxide via generation of multichromosomal fusions and chromosomal fragments bearing telomeres
著者 (20件):
資料名:
巻: 417  号:ページ: 204-210  発行年: 2012年01月06日 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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遺伝毒性ストレス中,反応性酸素分子種,過酸化水素(H2O2)は,DNA損傷反応の主なメディエーターである。テロメアは,DNA損傷修復支援および染色体末端-末端融合阻害の両方に作用する。ここでは,テロメア機能不全が,多重染色体融合および染色体フラグメントの生成を介し,細胞をH2O2に感受性にすることを示した。H2O2は,テロメアがびらん性である場合,優先的に,3染色体以上が関わる,多重染色体末端-末端融合の形成を生じた。興味あることに,広範な染色体フラグメント化(小さな大きさのフラグメントを生じる)は,このような多重染色体融合を示す細胞のみで生じた。テロメアは,融合点には存在せず,むしろ,小さなフラグメントで存在し,H2O2が,テロメアに隣り合った染色体領域を切断することを示した。テロメア機能の回復または抗酸化剤,N-アセチルシステインの添加は,染色体異常の発生を抑制し,H2O2に対する観察された過敏性を救済した。このように,テロメアに隣り合った染色体領域は,テロメアが機能不全の場合,反応性酸素分子種,過酸化水素に感受性になり,切断され,多重染色体融合およびテロメアを有する小さな染色体フラグメントを生成する。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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