文献

J-GLOBAL ID：201202298005490932   整理番号：12A1035820

逆抽出を用いたイオン液体ベース分散液液マイクロ抽出とキャピラリー電気泳動の結合によるフェノール化合物の定量

Ionic liquid-based dispersive liquid-liquid microextraction with back-extraction coupled with capillary electrophoresis to determine phenolic compounds

著者 (5件)： ZHOU Caihong (Jilin Univ., Changchun, CHN) ,  TONG Shanshan (Jilin Univ., Changchun, CHN) ,  CHANG Yunxia (Jilin Univ., Changchun, CHN) ,  JIA Qiong (Jilin Univ., Changchun, CHN) ,  ZHOU Weihong (Jilin Univ., Changchun, CHN)
資料名： Electrophoresis  (Electrophoresis)
巻： 33  号： 8  ページ： 1331-1338  発行年： 2012年04月 
JST資料番号： A0626B  ISSN： 0173-0835  CODEN： ELCTDN  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 逆抽出を用いたイオン液体ベース分散液液マイクロ抽出(IL-DLLME)とUV検出(214nm)のキャピラリー電気泳動を組み合わせて,水性化粧品中のフェノール化合物を同時定量した。室温イオン液体として1-オクチル-3-メチルイミダゾリウムヘキサフルオロホスファート[C₈MIM][PF₆]を用い,被検質はアルカリ性水相に逆抽出した。最適条件でのビスフェノールA,β-ナフトール,α-ナフトール及び2,4-ジクロロフェノールの予備濃縮係数は60.1,52.7,49.2及び18.0,検出限界は5,5,8及び100ng/mLであった。提案アプローチはトナー,化粧落とし,ソフトローション及び香料を含む水性化粧品によく適用することができた(回収率81.6~119.4%)。

シソーラス用語： 分散【dispersion】 ,  *液液抽出 ,  *キャピラリー電気泳動 ,  抽出 ,  *化粧品 ,  *フェノール類 ,  最適条件 ,  痕跡量成分 ,  予備濃縮 ,  同時定量 ,  検出限界 ,  測定精度 ,  イオン液体 ,  分離効率 ,  分光測光検出器 ,  芳香族縮合化合物
準シソーラス用語： 液-液マイクロ抽出 ,  逆抽出

分類 (3件)： 電気泳動分析  (CC04017K) ,  芳香族単環フェノール類・多価フェノール  (CF05090V) ,  精油,香料  (YG03020H)

物質索引 (6件)： 1-オクチル-3-メチルイミダゾリウム ,  2,4-ジクロロフェノール ,  α-ナフトール ,  β-ナフトール ,  ビスフェノールA ,  ヘキサフルオロホスファート

タイトルに関連する用語 (5件)： イオン液体 ,  液液マイクロ抽出 ,  キャピラリー電気泳動 ,  フェノール化合物 ,  定量