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J-GLOBAL ID:201202298051325237   整理番号:12A0626888

溶射法で作製したFe-Cr-P-Cアモルファス被覆膜の組織及び付着強度に及ぼす基板温度の影響

Influence of Substrate Temperature on Structure and Adhesion Strength of Fe-Cr-P-C Amorphous Coating Films Produced by Thermal Spraying Technique
著者 (7件):
資料名:
巻: 53  号:ページ: 681-689 (J-STAGE)  発行年: 2012年 
JST資料番号: G0668A  ISSN: 1345-9678  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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Fe-10Cr系アモルファスコーティング膜の微細組織,気孔分布及び付着強度に及ぼす基板温度の影響を検討した。著者等が開発した円筒状ノズルを用いた溶射法により,アモルファスコーティング薄膜をSS400基板上に堆積させた。溶射粒子の平板形態は,約325°Cの遷移温度で不規則スプラッシュ形状からディスク形状に劇的に変化した。基板温度が325~350°Cの間の遷移温度まで上昇すると,溶射コーティング膜と基板間の境界領域における気孔率は約6%まで劇的に低下し,この原因はスプラッシュ形状からディスク形状への形状変化に伴う濡れ性の大幅な増加によるものと推定された。基板温度が遷移温度の325°Cを超えて400°Cまで増加すると,気孔率は徐々に低下し,基板温度増加に伴ってアモルファス相の容積率が増加し,その結果付着強度は約15MPaまで増加する。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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溶射 
引用文献 (14件):
  • 1) N. Nagao, M. Komaki, R. Kurahashi and Y. Harihara: J. Japan Inst. Metals 71 (2007) 742.
  • 2) M. Komaki, T. Mimura, Y. Kusumoto, R. Kurahashi, M. Kouzaki and T. Yamasaki: Mater. Sci. Forum 654–656 (2010) 1090.
  • 3) M. Komaki, T. Mimura, Y. Kusumoto, R. Kurahashi, M. Kouzaki and T. Yamasaki: Mater. Trans. 51 (2010) 1581–1585.
  • 4) M. Komaki, T. Mimura, R. Kurahashi, M. Kouzaki and T. Yamasaki: Mater. Trans. 52 (2011) 474–480.
  • 5) K. Murakami, S. Nakazono and T. Okamoto: Mater. Sci. Eng. A 108 (1989) 271.
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