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J-GLOBAL ID：201202298105630189   整理番号：12A0905081

抗糖尿病性のリン脂質核内受容体複合体はリン脂質誘導性の遺伝子制御のメカニズムを示す

Antidiabetic phospholipid-nuclear receptor complex reveals the mechanism for phospholipid-driven gene regulation

著者 (6件)： MUSILLE Paul M (Emory Univ. School of Medicine, Georgia, USA) ,  PATHAK Manish C (Emory Univ. School of Medicine, Georgia, USA) ,  LAUER Janelle L (Scripps Res. Inst., Florida, USA) ,  HUDSON William H (Emory Univ. School of Medicine, Georgia, USA) ,  GRIFFIN Patrick R (Scripps Res. Inst., Florida, USA) ,  ORTLUND Eric A (Emory Univ. School of Medicine, Georgia, USA)
資料名： Nature Structural & Molecular Biology  (Nature Structural & Molecular Biology)
巻： 19  号： 5  ページ： 532-537  発行年： 2012年05月 
JST資料番号： W0637A  ISSN： 1545-9993  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ヒト核内受容体であるliver receptor homolog-1(LRH-1)は脂質やコレステロールの恒常性を保つ上で重要な役割を果たし,糖尿病治療の標的候補の一つである。本研究ではアポLRH-1および抗糖尿病性リン脂質ジラウロイルホスファチジルコリン(DLPC)とLRH-1の複合体での構造を決定した。水素重水素置換質量分析法と機能的なデータに加え,本研究によりDLPC結合がコレギュレーターの選択性を変えるダイナミックな過程であることが示された。脂質が結合していない受容体はこれまで知られていなかった構造的な揺らぎがあり,広く発現しているコリプレッサーと相互作用可能である。この知見を用いれば,これらのコリプレッサーとの相互作用を制御する抗糖尿病薬の開発に役立つだろう。

シソーラス用語： *サイトゾル受容体 ,  *転写因子 ,  *血糖降下薬 ,  同位体交換 ,  質量分析 ,  アミノ酸配列 ,  *立体配座 ,  タンパク質 ,  円偏光二色スペクトル ,  アダプタータンパク質 ,  共役因子 ,  レプレッサー ,  タンパク質チロシンホスファターゼ ,  DNA結合タンパク質 ,  脂肪族アミン ,  脂肪族アルコール ,  脂肪族カルボン酸 ,  無機酸エステル ,  第四アンモニウム ,  カルボン酸エステル ,  アミノアルコール ,  ポリオール
準シソーラス用語： *LRH-1 ,  重水素交換測定 ,  TIF2 ,  SRC1 ,  PGC-1α ,  SMRT ,  SHP ,  コリプレッサー

分類 (2件)： 分子構造  (EB03020Y) ,  糖質代謝作用薬の基礎研究  (GW13020Q)

物質索引 (1件)： ジラウロイルホスファチジルコリン

タイトルに関連する用語 (6件)： 糖尿病 ,  リン脂質 ,  核内受容体 ,  複合体 ,  遺伝子制御 ,  メカニズム