抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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野菜が食生活に果たしてきた役割を,明治以降の食生活の発展への関わりを踏まえ考察した。明治時代以来の西洋料理に最も頻繁に用いられてきた第1世代の洋菜類について,新しい葉菜として登場したキャベツ,洋食から和食まで汎用性の広いタマネギ,品種変遷によって食生活への適応性を広げたニンジンについて,「日本の食生活全集」や「家計調査報告」の記載や図を用いて考察した。さらに,昭和以降になって普及した洋菜第2世代のトマトについて考察した。導入初期の普及状況と利用,日本のトマトを特徴づけた事情,戦後の発展(高度経済成長期),高品質化と多様化(安定成長期からバブル隆盛期),および現状と将来について,図を用いて解説した。