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J-GLOBAL ID:201202298215644347   整理番号:12A0562567

自動車破砕残渣のリサイクル:機械的分離と熱分解

Auto shredder residue recycling: Mechanical separation and pyrolysis
著者 (8件):
資料名:
巻: 32  号:ページ: 852-858  発行年: 2012年05月 
JST資料番号: B0898C  ISSN: 0956-053X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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EUの廃車指令2000/53/ECは2015年末までに使用済み車両(ELV)の85%の材料をリサイクルする目標を設定した。現在のELVのリサイクル率は約80%であるが,残りの廃棄物は自動車破砕残渣(ASR)あるいは自動車くずと呼ばれている。ヨーロッパにおいて,これらの廃棄物は雑多な材料を含んでおり,しばしば自動車で使用する液体で汚染されているため,これらは主として埋立処分される。技術的な困難さにもかかわらず,ELV指令の要求事項へ適合させるために,2~3年以内に自動車くずから材料を回収することが必要になる。本研究はASRの前処理と熱分解を扱い,卓上規模のリアクタでの熱分解に引き続く自動車くずの機械的分別により,ELV材料のリサイクル目標が達成可能であるかについて決定することを目標とした。結果は,油成分がさらに精製され,化学物質として使用可能であれば,軽量の有機成分の熱分解に続く加圧浮上が適切なASRリサイクル技術であることを示していた。さらに金属は熱分解の過程で遊離させられ,質量で約5%を占める熱分解炭から容易に分離可能である。最後に,熱分解は「廃棄物から化学物質」の観点からの良好な出発点であるが,生産物を化学産業へ適合させ,リサイクルプロセスを経済的に実現可能にするためには,更なる研究が必要である。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (5件):
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環境問題  ,  産業廃棄物処理  ,  資源回収利用  ,  分解反応  ,  自動車・自動車工業一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
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