文献

J-GLOBAL ID：201202298348566284   整理番号：12A1066593

網膜神経節細胞生成の許容範囲を押すこと Math5(Atoh7)の状況依存的機能

Pushing the envelope of retinal ganglion cell genesis: Context dependent function of Math5 (Atoh7)

著者 (2件)： PRASOV Lev (Departments of Human Genetics and Internal Medicine, Univ. of Michigan, 2047 BSRB, Box 2200, 109 Zina Pitcher Place ...) ,  GLASER Tom (Departments of Human Genetics and Internal Medicine, Univ. of Michigan, 2047 BSRB, Box 2200, 109 Zina Pitcher Place ...)
資料名： Developmental Biology  (Developmental Biology)
巻： 368  号： 2  ページ： 214-230  発行年： 2012年08月15日 
JST資料番号： C0522A  ISSN： 0012-1606  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： マウスにおいてMath5(Atoh7)を前駆細胞で誤発現し,細胞運命を追跡したところ,Math5は網膜神経節細胞(RGC)の運命を刺激せず,RGCの出現のタイミングも変えなかった。初期に出現する光受容細胞の存在量は半分になったが,網膜の微細構造は概して正常であった。RGCに欠損のあるMath5ノックアウトマウスで,Math5の誤発現はRGCと視神経の発生を部分的に回復したが,RGCの誕生の時間的許容範囲は延ばさなかった。初期に出現するRGCの数は大変少ないままで,これは軸索経路探索の欠損と細胞死と相関した。以上の結果はMath5がRGCの運命を刺激するのに十分ではないことを示唆する。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： トランスジェニックマウス ,  ニューロン ,  光受容体 ,  *網膜 ,  *転写因子 ,  細胞 ,  細胞生理 ,  遺伝子発現 ,  生体内分布 ,  細胞死 ,  視神経 ,  ホメオボックス遺伝子
準シソーラス用語： Atoh7 ,  Crx遺伝子 ,  *Math5 ,  細胞運命 ,  *網膜神経節細胞 ,  網膜前駆細胞

分類 (3件)： 視覚  (EJ13020B) ,  発生と分化  (EJ16020W) ,  生物学的機能  (EB03040U)

タイトルに関連する用語 (3件)： 網膜神経節細胞 ,  許容範囲 ,  状況