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J-GLOBAL ID:201202298376795094   整理番号:12A1411510

プロトンの超高速MAS NMR及びDFT計算を用いる水素結合ホスホン酸の研究

Investigating Hydrogen-Bonded Phosphonic Acids with Proton Ultrafast MAS NMR and DFT Calculations
著者 (4件):
資料名:
巻: 116  号: 35  ページ: 18824-18830  発行年: 2012年09月06日 
JST資料番号: W1877A  ISSN: 1932-7447  CODEN: JPCCCK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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超高速回転MAS NMR(1H観測周波数800MHz,回転数60~65kHz)を用いて2-カルボキシエチルホスホン酸(CEPA),フェニルホスホン酸(PPA),ジフェニルホスフィン酸(DPPA),3-アミノプロピルホスホン酸(APPA)及び2-アミノエチルホスホン酸(AEPA)の1H-NMRスペクトルを測定した。9~14ppmに水素結合によるシグナルが見られ,COOH水素及びPOH水素に帰属できた。CEPA及びPPAのPOH水素は二本のシグナルとして現れた。このことは,単結晶X線構造解析結果と合わせて考えると,異なる水素結合サイトにある二種類のプロトンに対応する。一方,DPPA,AEPA及びAPPAのPOHシグナルは一本であり,水素結合サイトが一種類である。1H化学シフトと結晶中のO...X距離との間には相関があり,化学シフト値が高ppm側にあるほど水素結合が強い。密度汎関数理論(DFT)計算による1H化学シフトの値は水素結合の強度及び水素結合に関係する官能基の種類に依存し,実験結果と整合した。これらのことからCOOH,POH及びNH3+1H化学シフト値から水素結合強度を計算で求める式を導出した。
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
有機化合物のNMR  ,  有機りん化合物 

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