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J-GLOBAL ID:201202298423448250   整理番号:12A0875866

フロリダ,Everglades農業地域内における運河堆積物のリン放出と平衡動力学

Phosphorus Release and Equilibrium Dynamics of Canal Sediments within the Everglades Agricultural Area, Florida
著者 (6件):
資料名:
巻: 223  号:ページ: 2865-2879  発行年: 2012年07月 
JST資料番号: C0720A  ISSN: 0049-6979  CODEN: WAPLAC  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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フロリダ南部のEverglades農業地域(EEA)内における3つの排水運河の堆積物中からのP放出と平衡動力学を評価した。マイアミ,ウェストパームビーチ(WPB),及び海洋運河内の4地点から採集した手つかずの堆積物コアについてインキュベーション及びフラックス実験を行った。3回の水交換の後,84日間にわたってマイアミ運河堆積物が最大のP放出(66±37 mgm-2)を示し,それに対してWPBでは0.83±0.39mg m-2 d-1,海洋運河では17±11 mg m-2であった。高いTP含有量を持つにもかかわらずWPB運河堆積物からのP放出が低いのは,堆積物カラム全体に分布する炭酸塩の層がP放出を阻害するためと考えられた。堆積物コア実験から算定された平衡P濃度は,マイアミ,WPB,及び海洋運河堆積物についてそれぞれ0.12±0.04mg L-1, 0.06±0.03mg L-1,及び0.08±0.03 mg L-1であり,マイアミ運河の堆積物がPの汚染源として挙動し,海洋及びWPB運河堆積物は水柱と平衡にあることを示した。これらの堆積物は,P放出と堆積物の全P(r=0.42),Feox(r=0.65),及びAlox(r=0.64)との間に有意な正の相関を示した。EEAを流出する全P負荷に対するEEA境界内の3つの主要運河堆積物からのPの寄与は非常に小さかった。しかし,これらの算定値は堆積物からの拡散フラックスのみを考慮しており,運河流,生物擾乱,及び嫌気性条件などの因子は考慮していない。Copyright 2012 Springer Science+Business Media B.V. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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河川汚濁  ,  その他の汚染原因物質 

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