抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本稿では,ミャンマーの養殖業の現状について紹介した。ミャンマーでは,1954年からコイ,ティラピア,グラミーなどの内水面養殖が始まり,現在は13魚種が養殖され,特にロフー(Labeo rohita)の生産量が多い。海産エビ養殖は,80年代初頭から西岸部でウシエビの粗放的な養殖が始まった。最近では,マングローブガニ(Scylla olivacea)を蓄養して脱皮を待ち,脱皮直後のカニを冷凍処理したソフトシェルクラブが注目されているが,カニ資源の減少が危惧されている。勤勉で努力,工夫する人が多いミャンマーに,今後,投資,資金援助が入れば養殖業は大きく発展するであろう。