抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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流体力学診断のための定量的ツールとしての粒子画像速度計測(PIV)の流行により,複雑な多相流の分析のためのその応用は,過去数十年にわたり,順調に増加している。多相流に対するPIVを使用における主要な問題が,最小なスプリアス「クロストーク」のもとでの独立分析のために相の情報を分離することにある一方で,同等に重要であるがしばしば見逃される点は分散相濃度の正確な定量的測定である。正確な濃度測定は,分散相は空間および時間の両方においてしばしば不均一に分布し,それは粒子源の非一様性(噴霧ノズルまたは沈殿境界のような)が原因か,または最初の均一な空間分布であってもそれからの粒子の慣性低減が原因であるという事実から重要である。本研究において著者らは局所壁面境界から反射光と同様に,有効光シート厚みに及ぼす光シートの分布歪およびトレーサ種粒子による減衰の影響を調べる。有効厚さは,それが分散相の検知容積を支配することから,濃度測定のために重要である。直接校正法は水/ガラスビーズシステム中で有効光シート厚さを測定することが実証され,それはもし反射床の条件が説明されなければ30%オーダーの系統バイアス誤差を示し,もしシート厚さの単一点測定が用いられる場合には,誤差は50%以上にも高くなり得ることを示す。Copyright 2011 Springer-Verlag Translated from English into Japanese by JST.