抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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風の大きな変動性を低減し,これをもっと有用な再生エネルギー資源とするため,オブザーバは,負荷中心,散在するウインドファームおよび水力貯蔵地点を連系する送電線を使って,空間的に分離した電力系統をもっと大きく統合することを推奨している。本研究では,水力発電設備および水力ダムに電力を貯蔵する能力を持つことを特徴とする系統(ブリティッシュコロンビア)に対して弱い連系を持つだけの,化石燃料火力発電を特徴とする系統(アルバータ)に,大規模な風力エネルギーを組入れることの経済性を検証した。数学計画モデルを使い,これまで行われることのなかった,2つの異なる系統間の送電連系容量を増大する影響を検討し,これによって間欠的な再生エネルギー電力に対応する手段として系統統合を拡大する問題に光を当てた。風力容量が増大するにつれ,系統間の送電容量の増大に伴ってCO
2排出量を低減するコストが低下するが,ただしすべての場合にこのことが成り立つのではないことが分った。CO
2排出量を低減するコストは渇水期に最低であった。すべてのシナリオにわたって,排出量低減コストはCO
2t当り20$から60$の範囲で変動した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.