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J-GLOBAL ID：201202298811991275   整理番号：12A0871818

アポリポ蛋白質E-欠損マウスで,シアニジン-3-O-β-グルコシドの投与は高コレステロール血症による血管内皮機能異常を防ぎ,アテローム性動脈硬化を軽減する

Supplementation with Cyanidin-3-O-β-Glucoside Protects against Hypercholesterolemia-Mediated Endothelial Dysfunction and Attenuates Atherosclerosis in Apolipoprotein E-Deficient Mice

著者 (5件)： WANG Yun (Sun Yat-sen Univ., Guangdong Province, CHN) ,  ZHANG Yuhua (Sun Yat-sen Univ., Guangdong Province, CHN) ,  WANG Xiaoming (Sun Yat-sen Univ., Guangdong Province, CHN) ,  LIU Yan (Sun Yat-sen Univ., Guangdong Province, CHN) ,  XIA Min (Sun Yat-sen Univ., Guangdong Province, CHN)
資料名： Journal of Nutrition  (Journal of Nutrition)
巻： 142  号： 6  ページ： 1033-1037  発行年： 2012年06月 
JST資料番号： E0050A  ISSN： 0022-3166  CODEN： JONUA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： アントシアニンが豊富な食品には心血管症の危険性を下げる効果が報告されている。8週齢雄のアポリポ蛋白質E欠損(apoE^-/-)マウスに高脂肪(21.0%)高コレステロール(1.5%)(HCD)食またはアントシアニンのシアニジン-3-O-β-グルコシド(C3G)を2g/kg食餌添加したHCD(C3G)食を8週間投与し,動脈内皮機能への影響を調べた。胸部動脈のアセチルコリンに対する内皮依存性弛緩応答はHCD群よりC3G群の方が有意に大きく,アテローム性プラーク面積はC3G群がHCD群の54%であった。治療実験として,HCD食を8週間投与したapoE^-/-マウスにHCD食またはC3G食を続けて8週間投与した結果,C3G群ではATP-結合カセット輸送体G1発現はHCD群より高く,コレステロール濃度および過酸化脂質濃度は低く,環状GMP生成量は高かった。

シソーラス用語： *アントシアニン ,  高コレステロール血症 ,  *血管疾患 ,  *アテローム性動脈硬化症 ,  ノックアウトマウス ,  マウス ,  実験動物 ,  雄性 ,  高脂肪食 ,  食餌効果 ,  血管拡張作用 ,  ABC輸送体 ,  一酸化窒素シンターゼ ,  薬理作用 ,  ステロール ,  脂環式アルコール ,  多価フェノール ,  ピラノシド ,  グルコシド
準シソーラス用語： ABCG1 ,  eNOS ,  アポEノックアウトマウス ,  オキシステロール ,  血管内皮機能 ,  *血管内皮機能障害 ,  *抗アテローム作用 ,  内皮依存性血管拡張反応

分類 (2件)： 食品の化学・栄養価  (FJ01020J) ,  循環系の基礎医学  (GJ01020K)

物質索引 (2件)： コレステロール ,  シアニジン3-O-β-D-グルコシド

タイトルに関連する用語 (9件)： アポリポ蛋白質E ,  欠損 ,  マウス ,  シアニジン ,  グルコシド ,  投与 ,  高コレステロール血症 ,  血管内皮機能 ,  アテローム性動脈硬化