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J-GLOBAL ID：201202298908103161   整理番号：12A1459529

海難データベースを用いた事故分析

Marine Casualty Analysis with Maritime Accident Database

著者 (1件)： 伊藤博子 (海上技術安全研)
資料名： 海上技術安全研究所報告  (Papers of National Maritime Research Institute)
巻： 12  号： 2  ページ： 81-100  発行年： 2012年09月28日 
JST資料番号： F0432B  ISSN： 1346-5066  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 海難審判庁裁決録を用いて作成した海難データベースに基づき,海難の発生場所,航跡を表示するソフトウエアCATを開発して,海域における海難の特徴分析を行なった。近年船舶に搭載されている船舶自動識別装置(AIS)データからの分析も行なった。東京湾口,野島岬沖を対象に詳細に分析した結果を報告した。東京湾口では,商船同士の衝突に至る航跡と接近が繰り返し発生している事がわかった。野島岬沖では,商船と地元漁船との頻度の高い海難事例を特定した。

シソーラス用語： *海難 ,  船舶 ,  *事故分析 ,  湾 ,  衝突 ,  データ解析 ,  *データベース ,  海上交通 ,  裁判所 ,  識別装置 ,  船舶自動識別装置 ,  東京湾

分類 (1件)： その他の水上輸送・サービス  (TD01030Q)

引用文献 (9件)：

• 1) 海難審判庁裁決録 平成2年から平成20年
• 2) 伊藤博子、吉村健志、瀧本忠教:環境条件による衝突海難の類型化に関する研究、日本船舶海洋工学会秋季講演会論文集、第 11 号 (2010)、pp.197-200
• 3) 柳裕一朗、伊藤博子、石村惠以子、森有司:レーダー記録とAISデータを用いた重大衝突事故解析、日本船舶海洋工学会講演会論文集、第 13 号 (2011)、pp.189-192
• 4) 瀧本忠教、谷澤克治、福戸淳司、伊藤博子、吉村健志、長谷川和彦:海上交通流シミュレーションによる海難事故対策の定量的評価について、平成 23 年度 (第11回) 海上技術安全研究所研究発表会講演集、pp.283-290
• 5) 瀧本忠教、福戸淳司、山崎全紘、長谷川和彦、三宅里奈:AISデ一タを活用した海上交通流シミュレーションについて、日本船舶海洋工学会講演論文集第 14 号、pp.31-34

タイトルに関連する用語 (3件)： 海難 ,  データベース ,  事故分析