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J-GLOBAL ID:201202298914804350   整理番号:12A0172130

Ni-16Cr-9Fe(Alloy600)Cリング試験片への応力の負荷と腐食割れに関する白色X線微小回折による研究

The study of stress application and corrosion cracking on Ni-16 Cr-9 Fe (Alloy 600) C-ring samples by polychromatic X-ray microdiffraction
著者 (7件):
資料名:
巻: 60  号:ページ: 781-792  発行年: 2012年02月 
JST資料番号: A0316A  ISSN: 1359-6454  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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Ni-16Cr-9Fe(600合金)ボイラ管のCリング試験片に応力を負荷して発生する応力腐食割れに関連する微視的ひずみを調査した。電気化学的加速腐食試験で進展した亀裂の近傍の偏差ひずみテンソル及び転位分布を白色X線微小回折法によって測定した。腐食前のCリング誘起ひずみの関連調査によって,Cリング試験の合金管断面のねじり閉塞によって応力軸方向に著しい引張りひずみが生じていることがわかった。幾つかの結晶粒界での著しい結晶格子回転と明白な塑性ひずみが注目された。6時間と18時間の試験後のそれぞれの600合金試料には,応力腐食亀裂に起因する粒界亀裂が生成していた。亀裂発生域の近傍の回折像と結果としてのひずみテンソルを1μmの空間解像度で画像に表した。亀裂成長方向と直角方向のひずみテンソルは,どちらの試料でも亀裂先端のすぐ前方の粒界領域では引張りひずみであることがわかった。どちらの亀裂も不整合方位角度が最小の結晶粒界に沿って進展することを見出した。回折点の形状から各結晶粒内の転位密度分布を定性的に求め,”硬質”及び”軟質”の結晶粒の亀裂進展軌跡に及ぼす影響を6時間と8時間の両試験の試料について探索した。6時間と8時間の両試験とも,開始位置から離れた表面結晶粒や内部への亀裂進展軌跡に沿った結晶粒について計算したシュミット因子に比べると,開始位置の亀裂近傍の結晶粒のひとつのシュミット因子が最小であることを見出した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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腐食基礎理論,腐食試験 

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