文献

J-GLOBAL ID：201202299084699619   整理番号：12A0115972

洪水避難に関する行動指南情報のメタ・メッセージ効果の検討

著者 (4件)： 金井昌信 (群馬大 大学院 広域首都圏防災研究セ) ,  島晃一 (IDA 社会技研) ,  児玉真 (IDA 社会技研) ,  片田敏孝 (群馬大 大学院 広域首都圏防災研究セ)
資料名： 災害情報  (日本災害情報学会誌)
号： 9  ページ： 161-171  発行年： 2011年03月 
JST資料番号： L7755A  ISSN： 1348-3609  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 洪水に際し,自宅外避難と自宅待機避難の指示による対応行動の変化について検討した。浸水リスクが低い場合の避難指示はメタメッセージ(言外の意味)効果によって避難意識は下がった。自宅待機が可能であるというメッセージは,他の住民の避難意識も低下させた。浸水リスクの高い住民はどのような指示でも適切な対応ができた。

シソーラス用語： *洪水 ,  *避難 ,  安全情報 ,  住宅 ,  屋内環境 ,  *屋外 ,  *浸水 ,  水深 ,  情報流通 ,  地図 ,  *アンケート ,  群馬県 ,  木構造 ,  高さ ,  ハザードマップ ,  桐生市
準シソーラス用語： メタメッセージ ,  *立ち退き

分類 (1件)： 自然災害  (RA02030M)

引用文献 (12件)：

• 金井昌信・片田敏孝(2009)内発的自助意識の形成に関する考察一津波避難個別相談会を通じて一,日本災害情報学会,第11回研究発表会予稿集,pp.183-188.
• 片田敏孝・木村秀治・児玉真(2007)災害リスク・コミュニケーションのための洪水ハザードマップのあり方に関する研究,土木学会論文集D部門,Vo1.63No.4,pp.498-508.
• 片田敏孝・児玉真・金井昌信(2009)近年の豪雨災害対応にみるわが国の防災基本理念の限界と弊害,日本災害情報学会,第11回研究発表会予稿集,pp.243-248.
• 片田敏孝・児玉 真・桑沢敬行・越村俊一(2005)住民の避難行動にみる津波防災の現状と課題一2003年宮城県沖の地震・気仙沼市民意識調査から一,土木学会論文集,No.789/II-71,pp.93-104.
• 片田敏孝・児玉真・佐伯博人(2004)洪水ハザードマップの住民認知とその促進策に関する研究,土木学会水工学論文集,第48巻,pp.433-438.

タイトルに関連する用語 (5件)： 洪水 ,  避難 ,  行動 ,  指南 ,  メッセージ