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J-GLOBAL ID:201202299178007990   整理番号:12A1384620

Lippia dulcisの天然甘味料ヘルナンズルシンの生合成第一段階を触媒する(+)-epi-α-ビサボロール合成酵素の分子クローニングと同定

Molecular cloning and characterization of (+)-epi-α-bisabolol synthase, catalyzing the first step in the biosynthesis of the natural sweetener, hernandulcin, in Lippia dulcis
著者 (3件):
資料名:
巻: 527  号:ページ: 37-44  発行年: 2012年11月01日 
JST資料番号: B0023A  ISSN: 0003-9861  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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C15セスキテルペンケトンであるヘルナンズルシンは,Lippia dulcisの葉から単離された天然甘味料である。それはその安全性と低い着色能から砂糖の代替として有望である。しかし,L.dulcisのヘルナンズルシンの生合成は不明のままである。ヘルナンズルシンの最初の生化学的な段階はファルネシル二リン酸からのepi-α-ビサボロールの合成であり,それはL.dulcisの独自のセスキテルペン合成酵素で触媒されていると推定している。ヘルナンズルシン生合成を解読するために奥深い転写産物シークエンシング(454 Illumina)を実施し,これはL.dulcisからの新しい5つのセスキテルペン合成酵素のcDNAシークエンシングを容易にした。酵母内でのin vivoのこれらのcDNAのセスキテルペン合成酵素としての活性評価をα-コパエン/δ-カジネン,ビシクロゲルマクレン,β-カリオフィレン,trans-α-ベルガモテンとα-ビサボロールに対して同定した。加工された酵母は振盪フラスコ培養で意味のある量(mLあたり~0.3mg)のα-ビサボロールを合成できた。この効率的なin vivo生成は組換体α-ビサボロール合成酵素(Km 4.8μMとkcat 0.04s-1)の拮抗的な反応速度論的な特性に一致した。生合成されたα-ビサボロールの詳細な生化学的な分析はその構造が,ヘルナンズルシンの中心骨格である(+)-epi-α-ビサボロールと確認した。これらの結果は(+)-epi-α-ビサボロールの酵素的な立体選択的な合成が実現でき,天然甘味料,ヘルナンズルシンの異種生成に有望である。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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植物の生化学  ,  酵素一般 
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