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J-GLOBAL ID:201202299518695331   整理番号:12A0931065

疎水性アルキル側鎖を有するポリペプチドヒドロゲルの形状記憶特性

Shape memory properties of polypeptide hydrogels having hydrophobic alkyl side chains
著者 (6件):
資料名:
巻: 53  号: 15  ページ: 3281-3286  発行年: 2012年07月06日 
JST資料番号: D0472B  ISSN: 0032-3861  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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アルキル側鎖-CnH2n+1を有する疎水性修飾ポリ[N5-(2-ヒドロキシエチル)L-グルタミン]の架橋により,ポリペプチドヒドロゲルを調製した。アルキル基の鎖長はn=8,16,18であり,ポリペプチド中のそれらのモル分率は0.05~0.16の範囲で変化した。調製したポリペプチドヒドロゲルの形状記憶能力を調べた。60°Cでの変形後,ヒドロゲルを冷却して一時的な変形形状を修正した。アルキル側鎖の結晶化が起こらず,0°Cでのヒドロゲルの固定化能が低いことを見出した。その後の加熱工程では,変形した一時的な形状は自発的に温度の上昇とともに徐々に元の形状に回復し,換言すれば,形状回復率は回復温度に依存して変化した。これらの観察結果から,ペプチドヒドロゲルの形状固定は低温で疎水性のアルキル鎖の強い偏析によって達成され,変形したヒドロゲルの形状回復は温度増加とともに偏析強度の緩やかな減少によって達成されることを提案した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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高分子固体の構造と形態学  ,  蛋白質・ペプチド一般 
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