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J-GLOBAL ID:201202299628096581   整理番号:12A1338142

選択的レーザ溶融で作製したTi6Al4Vの熱処理:ミクロ構造と機械特性

Heat treatment of Ti6Al4V produced by Selective Laser Melting: Microstructure and mechanical properties
著者 (4件):
資料名:
巻: 541  ページ: 177-185  発行年: 2012年11月15日 
JST資料番号: D0083A  ISSN: 0925-8388  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本書では,選択的レーザ溶融(SLM)で作製したTi6Al4V部材の機械特性を熱処理で最適化する方法は,通常の加工によるTi6Al4Vと比較して大きく異なることを示した。SLM過程から生じる特殊なミクロ構造のために,最適の機械特性を得るためには特殊な処理が必要である。SLMは付加的な生産技術で,集束レーザービームで粉体層を選択的に融解して部材を作製する。この過程には,1)レーザと粉末の相互作用の時間が短い,2)熱入力が局所化されていて高いという特色があり,これによって急な温度勾配,急冷凝固,急速冷却が生じる。この研究ではSLMで加工したTi6Al4Vミクロ構造と機械特性への,いくつかの熱処理の影響を研究し,高温鍛造後ミル焼鈍した元来の等軸ミクロ構造のTi6Al4Vへの,これらの処理の影響と比較した。SLMで作製した部材では,元来のマルテンサイトα′相はβ転移温度(995°C)以下の熱処理温度ではαとβのラメラ混合物に変換されるが,元来のミクロ構造の特徴は維持された。β転移温度より上で処理すると,大規模な粒成長が起き,大きいβ粒が形成され,これらは冷却後ラメラ状のα+βに変換された。850°Cで2hのボスト処理後に炉冷すると,SLM部材の延性は12.84±1.36%まで増加した。一方,これと比較して,as-builtの部材では7.36±1.32%であった。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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凝固  ,  変態組織,加工組織  ,  機械的性質 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
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