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J-GLOBAL ID：201202299753088647   整理番号：12A0238840

SlWRKY70はトマトにおけるアブラムシと線虫に対するMi-1で仲介される抵抗性のために必要である

SlWRKY70 is required for Mi-1-mediated resistance to aphids and nematodes in tomato

著者 (8件)： ATAMIAN Hagop S. (Univ. of California, Dep. of Nematology, 2107A Genomics Building, 92521, Riverside, CA, USA) ,  ATAMIAN Hagop S. (Univ. of California, Graduate Program in Genetics, Genomics and Bioinformatics, 92521, Riverside, CA, USA) ,  EULGEM Thomas (Univ. of California, Graduate Program in Genetics, Genomics and Bioinformatics, 92521, Riverside, CA, USA) ,  EULGEM Thomas (Univ. of California, Inst. for Integrative Genome Biology, Center for Plant Cell Biology, 92521, Riverside, CA, USA) ,  EULGEM Thomas (Univ. of California, Dep. of Botany and Plant Sciences, 92521, Riverside, CA, USA) ,  KALOSHIAN Isgouhi (Univ. of California, Dep. of Nematology, 2107A Genomics Building, 92521, Riverside, CA, USA) ,  KALOSHIAN Isgouhi (Univ. of California, Graduate Program in Genetics, Genomics and Bioinformatics, 92521, Riverside, CA, USA) ,  KALOSHIAN Isgouhi (Univ. of California, Inst. for Integrative Genome Biology, Center for Plant Cell Biology, 92521, Riverside, CA, USA)
資料名： Planta  (Planta)
巻： 235  号： 2  ページ： 299-309  発行年： 2012年02月 
JST資料番号： C0607A  ISSN： 0032-0935  CODEN： PLANAB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 生物的ストレスに対する植物の抵抗性(R)遺伝子仲介による防御応答は大きな転写再プログラミングを含む。いくつかの植物-病原体システムにおいて,転写因子のWRKYファミリーのメンバーは植物の防御転写網の正および負の制御因子として働く。チューリップヒゲナガアブラムシ,Macrosiphum euphorbiaeおよびジャワネコブセンチュウ(RKN),Meloydogyne javanicaに対するR遺伝子Mi-1によって仲介される防御において,トマト(Solanum lycopersicum)のWRKY転写因子の役割の可能性を同定するために,筆者らはタバコラットルウイルス(TRV)ベースのウイルス誘導遺伝子サイレンシングと転写的に抑制されるArabidopsis thalianaのWRKY70遺伝子のトマトのホモログであるSlWRKY70を用いた。SlWRKY70のサイレンシングは,チューリップヒゲナガアブラムシとRKNの両者に対しMi-1で仲介される抵抗性を弱め,SlWRKY70がMi-1の機能のために必要であることを示す。さらに,筆者らはSlWRKY70の転写がアブラムシの寄生とRKNの接種に応答して誘導的であることを見出した。これらの害虫のMi-1に仲介される認識は,その転写応答を調整する。AtWRKY70で以前述べられていたように,筆者らはSlWRKY70の転写レベルはサリチル酸によって上方制御され,ジャスモン酸メチルによって抑制されることを見出した。このことはWRKY70制御のある側面が関連する真性双子葉植物間で維持されることを示す。Copyright 2011 Springer-Verlag Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *トマト ,  *耐虫性 ,  ストレス ,  *転写因子 ,  アブラムシ科 ,  ネコブセンチュウ ,  遺伝子発現 ,  Arabidopsis thaliana ,  遺伝子 ,  ポチウイルス科 ,  双子葉植物 ,  生体防御 ,  芳香族カルボン酸 ,  フェノール類 ,  ヒドロキシ酸 ,  オレフィン化合物 ,  脂環式ケトン ,  ケトエステル ,  遺伝子サイレンシング
準シソーラス用語： Macrosiphum euphorbiae ,  Mi-1遺伝子 ,  *WRKY転写因子 ,  ジャワネコブセンチュウ ,  シロイヌナズナ ,  タバコラットルウイルス ,  チューリップヒゲナガアブラムシ ,  害虫抵抗性 ,  生物的ストレス ,  抵抗性遺伝子 ,  防御転写網

分類 (3件)： 野菜  (FC03043X) ,  線虫による植物被害  (FC04073L) ,  遺伝子発現  (EC02040Q)

物質索引 (2件)： サリチル酸 ,  ジャスモン酸メチル

タイトルに関連する用語 (6件)： トマト ,  アブラムシ ,  線虫 ,  MI ,  仲介 ,  抵抗性