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J-GLOBAL ID:201202299898142410   整理番号:12A0910771

マイクロ波海面水温を用いた亜熱帯北太平洋における海面水温フロントの消失に関する研究

Study on SST front disappearance in the subtropical North Pacific using microwave SSTs
著者 (2件):
資料名:
巻: 68  号:ページ: 417-426  発行年: 2012年06月 
JST資料番号: G0159B  ISSN: 0916-8370  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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著者らは7年間分の時/空間解像度が1日/12.5kmの地球観測システムSSTsのAdvanced Microwave scanning Radiometerを用いた亜熱帯フロント(STF)帯での海面水温(SST)フロントの弱まりに関連したプロセスを研究した。4月にはSSTフロントは強く高い傾度(GM)とJensen-Shannon発散(JSD)バンドを持つ;8月には,海面水温は均一になり(28-30°C),GMs(<0.8°C/100km)とJSDs(<0.75)もともに小さくなる。SSTフロントの特徴がGM/JSDスナップショットと週-月平均画像に見えなくなると,著者らはこの様な状況を”SSTフロントの消失(SFD)”と呼んでいる。SFDは8月に生じ,しかし8月の高SST(>30°C)数は7月よりも少なく,SFDは低SSTの増加だけでなく高SSTの減少の結果でもある。6月と7月のGM分布は5月と8月に比べ,非常に大きな標準偏差を持っている。我々はまた,現場での水温/塩分プロファイルを用いてSTFの鉛直プロファイルを調査した。そこにはSFDの影響が50m深にまで及んでいることが示された。高い積算熱フラックスと浅い混合層水深の領域は6月から8月の間にGMが0.9から0.6°C/100kmに減少した領域と一致した。量的な解析では,SFDのメカニズムは5月から7月の高い積算熱フラックスによって浅い混合層が設定されることに起因するかもしれないということを裏付けた。7月から8月にはSSTフォロントの北部/南部でのSSTの過熱/冷却がSFDを加速させているかもしれない。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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海水の物理的性質 

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