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J-GLOBAL ID:201202299938112072   整理番号:12A1752105

丹沢山地において大量発生したブナハバチ対策への取り組み

著者 (5件):
資料名:
号:ページ: 81-89 (WEB ONLY)  発行年: 2012年03月 
JST資料番号: U0315A  ISSN: 1349-2500  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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ブナハバチは丹沢山地における1990年代以降のブナ衰弱枯死への関与が指摘されている。しかし,被食軽減のための対策手法はこれまでに示されていない。そこで本種の生態を踏まえ検討してきた発生予察と防除手法を総括した。まず,発生予察のためのモニタリング手法開発に取り組んだ。そのうえで生態から整理した大規模被食の発生条件をモニタリングにより検証した。定点における繭モニタリングの結果,被食量の少ない地点で繭密度が抵く推移し,大規模な被食発生地において繭が高密度で推移することが確認された。また繭の高密度地点での成虫およびブナ展葉モニタリングの結果,被食量の多い2007年は雌成虫羽化と展葉のタイミンダが一致し,ピーク時の雌成虫発生量が多いことが確認された。これらの結果は短期の観測ながら今のところ大規模被食の発生条件仮説を満たしている。以上の検討結果から発生予察および防除の考え方を整理するとともに,現在検討している物理的および生物的防除手法を解説した。(著者抄録)
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分類 (1件):
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森林生物学一般 
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