特許
J-GLOBAL ID:201203000586011589

ガス吹き込みノズル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西澤 均
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-153958
公開番号(公開出願番号):特開2012-017482
出願日: 2010年07月06日
公開日(公表日): 2012年01月26日
要約:
【課題】ノズル自体の長さを延ばしたり、ノズルを交換したり、さらには既存の精錬設備を大きく改造したりすることを必要とせず、また、ガス吹き切り換え時に待機ノズルを開口させることが不要で、かつ、耐用寿命をさらに延ばすことが可能なガス吹き込みノズルを提供する。【解決手段】炉内側先端が炉内に露出し、炉内の溶融金属にガスを吹き込むことが可能な状態にある複数の第1金属細管11と、第1サージタンク12と、第1耐火物13とを備えた第1ノズル部10と、耐火物中に埋設され、炉内側先端が閉塞した複数の第2金属細管21と、第2サージタンク22と、第2耐火物23とを備える第2ノズル部20とを備えた構成とし、第2ノズル部の第2金属細管の炉内側先端に達するまで耐火物23の損耗が進むと、第2ノズル部20の第2金属細管21からのガスの吹き込みを開始させる一方、第1ノズル部10からのガスの吹き込みを停止させる。【選択図】図4
請求項(抜粋):
ガス導入用の複数の金属細管と、吹き込み前のガスをプールするサージタンクと、前記金属細管および前記サージタンクを保護する耐火物とを備えた、炉内の溶融金属にガスを吹き込むためのガス吹き込みノズルであって、 炉内側先端が開口しているとともに、前記炉内側先端が炉内に露出し、炉内の溶融金属にガスを吹き込むことが可能な状態にある複数の第1金属細管と、前記第1金属細管と連通する第1サージタンクと、前記第1金属細管および前記第1サージタンクを保護する第1耐火物とを備える第1ノズル部と、 炉内側先端が所定の深さに位置するように耐火物中に埋設され、炉内側先端が閉塞した複数の第2金属細管と、前記第2金属細管と連通する第2サージタンクと、前記第2金属細管および前記第2サージタンクを保護する第2耐火物とを備える第2ノズル部と を具備し、 前記第2ノズル部にガスの圧力をかけた状態で、前記第1ノズル部からのガスの吹き込みが継続して行われ、前記第2耐火物中に埋設された前記第2金属細管の前記炉内側先端に達するまで前記第2耐火物の損耗が進むと、閉塞していた前記第2金属細管の前記炉内側先端が開口し、前記第2金属細管からのガスの吹き込みが開始するように構成されていること を特徴とするガス吹き込みノズル。
IPC (3件):
C21C 5/48 ,  C21C 7/072 ,  C21C 5/52
FI (3件):
C21C5/48 E ,  C21C7/072 J ,  C21C5/52
Fターム (11件):
4K013CA02 ,  4K013CA11 ,  4K013CA21 ,  4K013CC02 ,  4K014CC01 ,  4K014CD18 ,  4K070BA06 ,  4K070BB04 ,  4K070CG01 ,  4K070CG06 ,  4K070EA15

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